最低賃金で働く理学療法士・作業療法士・言語聴覚士はいるのか【パート・バイト事情】
今年10月に、最低賃金が31円引き上げられることが決定しました。過去最大の引き上げです。全国平均の時給が、930円から961円にアップする目安です。
では、この過去最大の時給引き上げがリハビリ職に影響があるのか。答えは「影響なし」です。流石に最低賃金で働いている理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)はいないでしょう。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のパート・バイトの時給は地域相場よりも高いことがほとんどです。特に訪問看護ステーションのパート・バイトの時給は高い傾向です→理学療法士転職のパート・バイト求人における平均時給・年収相場
最低賃金引き上げがリハビリ職に影響がないとお伝えしましたが、介護・福祉施設(デイサービス・訪問看護ステーション等)を経営している理学療法士・作業療法士・言語聴覚士には影響があります。
それは、雇用している介護スタッフ等の時給を上げる必要がある可能性があるからです。売上はそのままで、支出(給料支給)だけが上がることになるため、どの業界の経営者にとっても痛い改定となります。
リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。
一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。
ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。
これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。
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