働き方の変化により、数年前から「週休3日制」が話題になっています。
実際に導入している企業もある中、リハビリ業界(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)にどう影響するのかを考えていきます。
週休3日制の導入には大きく2つの方法があります。
①週休3日→残り4日の勤務時間を延長
②1日休みが増えるが給料は減る
上記の2つの方法を見て分かる通り、まず①の方法はリハビリ業界(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)には不適合です。その理由として、病院リハビリでは1日の単位数に上限があるため、勤務時間を延長しても意味がないのです。病院リハビリだけでなくても、介護分野でも通所サービス(通所リハビリ・通所介護など)では、利用者の利用時間が決まっているため、勤務時間を延長しても意味がありません。
リハビリ業界(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が導入すべき週休3日制は②の方法だと考えます。この方法が最もリハビリ業界(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が活性化される方法です。その理由として、勤務先の給料は減りますが、休みの日に副業(介護施設でのバイト・パート、養成校での講義、トレーナー活動など)が可能となります。また、自己投資に費やす時間が増えることで新たなセラピストビジネスが誕生する可能性もあります。
「週休3日制」と「副業解禁」は今後のリハビリ業界(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)に大きな影響を与えることになります。