理学療法士・作業療法士・言語聴覚士と投資【転職でFIREは可能?】
TKO木本さんの投資詐欺のニュースで、またしても日本人における「投資は怖い」「やっぱり貯金が一番」の精神が強まることが予測されます。
もちろん世の中には怪しい投資詐欺が無数にあります。
しかし、きちんと投資のことを理解して行えば何も怖いことはありませんし、何よりも他責になることはありません。
※ここでいう投資とは「自己投資」ではなく、「株式」「投資信託」「仮想通貨」等への投資のことです。
では、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)が投資・資産運用をする場合、何から始めれば良いでしょうか。
答えは「転職」です。
理由は、今の給料・年収で投資・資産運用をしてもあまり意味がないからです(全く意味がないということではありません)。
例えば、東京在住の独身・男性理学療法士(PT)を例に挙げます。月の給料が手取りで22万円とします。東京在住の独身男性の月の支出(出費)はいくらか知っていますか?下記表は大都市に住む独身男性の月の支出(出費)額になります。
項目 | 金額 |
家賃 | 7万2,000円 |
食料 | 3万2,000円 |
光熱・水道 | 8,000円 |
家事用品 | 2,000円 |
被服 | 5,000円 |
保健医療 | 1,000円 |
交通・通信 | 2万1,000円 |
教育娯楽 | 1万5,000円 |
その他 | 4,000円 |
合計 | 16万円 |
東京で一人暮らしをしている男性理学療法士の給料(手取り)が22万円として、16万円の支出があると残りは6万円です。半分の3万円を銀行貯金するとして、投資に使えるのは3万円です。
毎月3万円で投資・資産運用をすることに意味があるのか、実際意味はあります。ただ、資産運用という意味では効果は薄いでしょう。
特に最近では、若い理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が「目指せFIRE」という気持ちで投資・資産運用をしていますが、月3万円ではFIREどころかサイドFIREも無理です。
ではどうすればいいのか。それは先述した通り「転職」です。理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が効果的な投資・資産運用をするためには、転職して副業をするしかありません(起業という選択肢もありますが)。
副業可能な訪問看護ステーションに転職
↓
副業の収入を徐々に上げていく
↓
それに伴い、訪問看護ステーションの雇用形態を正社員からパートに変更
↓
副業の収入増加と共に、徐々に訪問看護ステーションのパートに入る割合を減らしていく
↓
副業の収入が十分に上がったら訪問看護ステーションを退職
これが最もリスクが低い方法です。
そして、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が副業可能な職場(訪問看護ステーションなど)を探すのには、転職アドバイザー(転職エージェント)を利用するのが一番です→転職サイトの有効活用方法
ぜひ参考にしてください。
【参考記事】法律から考える理学療法士におすすめの副業
リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。
一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。
ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。
これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。
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