「転職したい」より先に考えてほしいこと
転職を考えたとき、多くの人がまず求人票を見始めます。
給与、勤務地、休日日数……条件を見比べて、「ここならよさそうかも」と応募する。でも、それって本当に自分に合った選び方でしょうか。
転職して数ヶ月後に「なんか違う」と感じる人の多くは、自分の強みや価値観を整理しないまま、条件だけで職場を選んでしまったケースです。
今回紹介したいのは、求人を探す前にやっておくと面白い「適職診断」の話です。転職するかどうかまだ決めていなくても、診断だけなら気軽にできます。そして、その結果が意外なほど「刺さる」と評判です。
あなたは、自分の「強み」を言語化できますか?
療法士として日々働いていると、「自分の強みって何だろう」と改めて問われたとき、意外と答えに詰まることがあります。
「患者さんに寄り添うこと」「観察眼がある」「後輩の指導が好き」——なんとなくはわかっている。でも、それを言葉にして人に伝えることができるか、となると自信がない人がほとんどです。
面接で「あなたの強みを教えてください」と聞かれたときに、すらすら答えられる人はどれくらいいるでしょうか。
実はこの「強みの言語化」こそが、転職活動で最初につまずく壁であり、自分に合った職場を見つけるための最重要ステップです。
適職診断が面白い理由
転職情報サービスの中には、十数種類の強みの中から自分の特徴を診断してくれる「適職診断」というツールがあります。
質問に答えていくだけで、自分でも気づいていなかった強みが言語化されて出てくる。「自分のことは自分が一番わかっている」と思っていた人ほど、「あ、そういうことか」と腑に落ちる瞬間があると口をそろえます。
診断結果には、自分の強みが具体的な言葉で示されます。「なぜ今の職場でうまくいっているのか」「なぜ逆にしんどいのか」が、客観的な視点から整理されていく感覚です。
これをやってみると、「転職先を探す」という行動の前に、「自分はどんな環境で力を発揮できるか」を知ることがいかに大事かがわかります。
診断してみて初めて気づく、3つのこと
① 自分が「当たり前」と思っていた能力が、強みだった
長年療法士として働いていると、自分のスキルは「仕事の基本」として埋もれてしまいます。でも外から見ると、それは立派な強みです。
問題解決思考、傾聴力、コミュニケーション能力、観察と仮説検証のサイクル——これらは療法士が日々無意識に使っている能力ですが、他の業界では高く評価されるスキルです。
診断を通じてそれが可視化されたとき、「自分って意外とやれるかもしれない」という自己効力感が生まれます。
② 今の職場で「合わない」と感じていた理由が見えてきた
自分の強みがわかると、逆に「今の環境が自分に合っていない理由」も整理されてきます。
たとえば、「主体的に動くことが得意」という強みを持っている人が、細かいルールと縦割り文化の強い職場にいれば、窮屈に感じるのは当然のことです。これは能力の問題ではなく、環境との相性の問題です。
「なんとなくしんどい」という感覚に、理由という名前をつけられるようになります。
③ 「向いている仕事の方向性」がぼんやり見えてくる
診断結果をもとに求人を眺めると、これまで目に入らなかった選択肢が見えてきます。
「自分には急性期より生活期が向いているかも」「管理側の仕事に興味があるのは、こういう強みがあるからかもしれない」「療法士以外の仕事にもこんな活かし方があるのか」——キャリアの可能性が広がっていく感覚です。
「登録」のハードルは、思っているより低い
「診断が気になるけど、登録するのはちょっと……」という気持ち、よくわかります。
でも実際のところ、登録自体は無料ですし、登録したからといって、すぐに転職活動をしなければならないわけでも、誰かに連絡しなければならないわけでもありません。
転職を「決めた人」だけが使うサービスではなく、「まだ考え中」「とりあえず情報収集したい」という段階の人がたくさんいます。
求人情報を見るだけでも、今の自分の市場価値や、世の中にどんな職場があるかを知るきっかけになります。違う職場の条件を知ることで、今の職場の見え方も変わってきます。
転職活動は「情報を持っている人」が有利
転職というのは、知っている選択肢の数で結果が大きく変わります。
登録していないだけで多くの選択肢を見逃している可能性があります。また、スカウト機能を使えば、自分から動かなくてもエージェントから声がかかることもあります。
「自分から積極的に動くのは性格的に難しい」という人にとって、待っていてもオファーが届く仕組みは、転職活動のハードルを大きく下げてくれます。
こんな療法士に、特に試してほしい
- 転職しようか迷っているが、まず何をすればいいかわからない
- 自分の強みを改めて整理したい
- 今の職場以外にどんな選択肢があるか、なんとなく知りたい
- 転職活動を「本格的に」始める前に、情報だけ集めておきたい
- 自分に向いている仕事が、実は他にあるんじゃないかと感じている
「転職するかどうかはまだわからないけれど」という段階でも、診断を受けてみる価値は十分あります。
まず「自分を知ること」から始めよう
転職を成功させた人の多くは、「勢いで動いた」のではなく、「自分のことをよく知った上で動いた」人たちです。
適職診断は、その第一歩として最適なツールです。所要時間は30分程度、スマートフォンでも手軽にできます。結果を見るには登録が必要ですが、それだけのことです。履歴書を書く必要も、上司に相談する必要も、今の職場を辞める必要も、まったくありません。
「自分の強みって何だろう」と思ったことがある人は、ぜひ一度やってみてください。転職するかどうかは、その後で考えればいい話です。
▼適職診断があるサイト