子どもたちに誇れる父親でありたい。管理職から起業への道のり【3代目管理者】

こんにちは、当サイトの3代目管理者です。

私には小学生の娘と息子がいます。妻と4人で過ごす何気ない日常が、私にとって何よりも大切な時間です。

でも、つい数年前まで、その大切な時間を十分に取ることができずにいました。

今、この記事を読んでくださっているあなたも、もしかしたら同じような思いを抱えているのではないでしょうか。

「家族との時間をもっと大切にしたい」
「子どもたちに誇れる父親でありたい」
「でも、現実は毎日忙しくて…」

私は総合病院で理学療法士として働き始め、気づけば100人以上のスタッフを管理する立場になっていました。そして今、会社を設立して医療職の皆さんがもっと活躍できる環境を作る事業に取り組んでいます。

この変化のきっかけは、間違いなく「父親になったこと」でした。

目次

順風満帆だった病院でのキャリア — でも心に芽生えた違和感

新卒で総合病院に入職した頃、私は純粋に理学療法士の仕事が好きでした。

患者様の回復を支えることにやりがいを感じ、日々勉強に励んでいました。上司や同僚からの信頼も厚く、入職から数年で病棟を任せられ、そして管理職へと昇進していきました。

「順調なキャリアを歩んでいる」

周りからはそう言われていましたし、自分でもそう思っていました。

でも、管理職になってからの日々は想像以上に過酷でした。100人以上のスタッフへの声掛け、人事評価、予算管理、企画書の作成、会議資料の作成…。

気づけば、患者様と直接関わる時間よりも、デスクワークの時間の方が長くなっていました。

「これが俺の目指していた理学療法士(管理職)の姿だったのか?」

心の奥で小さな疑問が芽生え始めていました。

父親になって気づいた「本当に大切なもの」

そんな時、私の人生に大きな変化が訪れました。

結婚、そして第一子(娘)の誕生。

初めて娘を抱いた時の感動は、今でも鮮明に覚えています。

「この子を守るために、俺は頑張るんだ」

そう決意した一方で、現実は厳しいものでした。

管理職としての責任は重く、遅くまで病院にいることも珍しくありませんでした。休日に研修会に参加したり、病院の出勤でイベントに出れずに出勤することもたくさん。

娘の保育園の発表会を見ることができないこともありました。

そして2年後、息子が誕生。

家族が増えた喜びと同時に、「このままの働き方で本当にいいのか」という思いが強くなりました。

子どもたちからの「パパ、お疲れ様」— 胸が締め付けられた夜

ある日曜日の夕方、珍しく早く帰宅できた日のことです。

リビングで娘(当時5歳)と息子(当時3歳)が仲良く遊んでいました。私の姿を見つけた娘が駆け寄ってきて、こう言ったのです。

「パパ、いつもお仕事お疲れ様。今日はいっぱい遊べるね!」

その瞬間、胸が締め付けられました。

5歳の娘が、父親を気遣って「お疲れ様」と言っている。本来であれば、私が娘を労わるべきなのに…。

「俺は何のために働いているんだろう」

その夜、妻と話し合いました。

「あなたが頑張ってくれているのはわかる。でも、子どもたちはパパともっと過ごしたがっている。私も、家族4人の時間をもっと大切にしたい」

妻の言葉は責めるトーンではありませんでしたが、私の心に深く響きました。

趣味が人生を変えた — 小さな一歩が大きな変化に

実は私には、学生時代から続けている趣味がありました。

最初は息抜き程度に始めたその活動でしたが、SNSで発信していると、徐々に多くの人から反響をいただくようになりました。

「これ、もしかしたら仕事にできるんじゃないか?」

そんな思いから、個人事業主として副業を始めました。

最初は本当に小さな収入でしたが、徐々に依頼が増えていきました。何より、自分の好きなことで人に喜んでもらえることが嬉しくて仕方ありませんでした。

でも、問題がありました。

本業と副業の両立が想像以上に大変だったのです。

管理職としての責任を果たしながら、限られた時間で副業に取り組む。睡眠時間を削って作業する日々が続きました。

転職という選択 — 家族と夢の両方を守るために

ある夜、副業の作業をしていた私を見た娘が言いました。

「パパ、また お仕事? 明日の運動会、見に来てくれる?」

その言葉で、はっと我に返りました。

「俺は何を優先すべきなのか?」

翌日、転職サイトに登録しました。

正直、不安でした。「管理職を辞めて大丈夫なのか」「収入は下がるのではないか」「家族を路頭に迷わせるのではないか」

でも、転職コンサルタントの方と話をする中で、「時間を確保しながら働ける職場もある」ということを知りました。

そして、転職先の職場と出会いました。

勤務時間がしっかりと管理されていて、残業もほとんどない環境。副業も認めてくれる理解のある職場でした。

転職後の変化 — 家族時間と夢の実現

転職後、私の生活は劇的に変わりました。

定時で帰宅できるようになり、子どもたちと過ごす時間が大幅に増えました。娘の習い事の送迎、息子との公園での遊び、家族4人での外出…。

「これが俺の求めていた生活だったんだ」

そして、時間に余裕ができたことで、副業にもしっかりと取り組めるようになりました。

個人事業主として軌道に乗った事業は、やがて法人化するまでに成長。現在は株式会社として、医療職の皆さんがもっと活躍できる環境を作る事業に取り組んでいます。

理学療法士時代の臨床経験、管理職時代のマネジメント経験、そして個人事業主として培ったビジネススキル。すべてが今の事業に活かされています。

子どもたちからの最高の褒め言葉

先日、娘(現在小学4年生)が学校の作文で私のことを書いてくれました。

「私のパパは、病院で働きながら、自分の会社も持っています。とても忙しそうだけど、私たちとの時間もちゃんと作ってくれます。パパみたいな大人になりたいです」

その作文を読んだ時、涙が止まりませんでした。

「転職して本当によかった」

心の底からそう思いました。

あなたにも新しい可能性がある

もしあなたが今、私がかつて感じていたような悩みを抱えているなら、一人で抱え込まずに、まずは情報収集から始めてみてください。

「理学療法士だから」「作業療法士だから」「言語聴覚士だから」という枠に縛られる必要はありません。

あなたの経験とスキルは、きっと新しい環境でも活かされるはずです。

そして何より、家族との時間と自分の夢、両方を諦める必要はありません。

私がそうだったように、働き方を変えることで、人生は大きく変わる可能性があります。

このブログが、あなたの新しい一歩のきっかけになれば嬉しいです。

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