大阪府は、要介護3以上の高齢者が新型コロナウイルスに感染した際、専門に受け入れる臨時の医療施設を公開しました(高齢者医療介護臨時センター)。
当施設には、理学療法士(PT)も配置されるようです。大阪府は「車椅子が必要な高齢者に対して、コロナ治療だけでなく、日常生活への復帰に向けたリハビリもできるのがこの施設の強み」と話しています。
国がリハビリ(理学療法・作業療法・言語聴覚療法)に対する必要性をどう思っているのかは不明ですが、少なくとも大阪府はリハビリの必要性を感じているのが分かります。
新型コロナウイルス禍による単発的な施設ではなく、新型コロナウイルスが落ち着いた状況でも、リハビリの必要性・強みが出せる施設になってほしいです。
大阪府のこういった取り組みが、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)の職域拡大へと繋がっていきます。