仕事が原因でうつ病等の精神障害を患い労災認定された件数が、過去最多となっています。3年連続で過去最多を更新しており、今後も増加していくことが予測されます。
増加している原因は大きく3つ考えられます。
①精神障害自体の理解度が高まったことにより労災認定されやすくなったこと
②コロナ禍による精神状態の不安定
③コロナ禍、IT化による業務内容の変化
実はこの3つ共に、作業療法士がアプローチできる課題となります。
企業で働く従業員の身体アプローチを理学療法士(産業理学療法士)が行う事業が少しずつ増加していますが、今後は精神的な部分へのアプローチを作業療法士(産業作業療法士)が行う事業も生まれてくると考えます。