未経験者でも募集している言語聴覚士求人・転職情報の探し方

言語聴覚士(ST)の資格所有者は、半数以上が女性になります。そして、中には卒業して国家試験に受かった後、結婚や出産といったやむをえない事情から就職しない人もいます。そして、そのまま数年が経過して再就職を考えます。
しかしそのような場合、言語聴覚士という資格を持っていても「未経験者」ということになります。そうなると、転職活動に苦労する可能性が高いです。
ただ、未経験者でも就職・転職しやすいような求人情報は見つけるためのポイントがあります。そのことを知っておくと、例え臨床が未経験である言語聴覚士であっても採用されやすい求人と出会いやすくなります。
そこで今回は、「未経験者でも募集している言語聴覚士求人・転職情報の探し方」について述べます。

未経験者が転職活動で苦労する理由

言語聴覚士で臨床経験がなく数年経過しているような人とは、いわゆる「既卒」と呼ばれる状態の人のことをいいます。つまり、言語聴覚士養成校を卒業して言語聴覚士の免許を取得したけれども、言語聴覚士として働かないまま年齢だけを重ねている人です。
女性には、「在学中に妊娠して卒業後すぐに出産するため働くことができない」「卒業と同時に結婚して夫が急に県外へ転勤になったため就職できなかった」という人も少なからずいます。
しかし、理由は何であっても言語聴覚士の未経験者は転職活動で苦労する可能性が高いです。
それは、経営者にとって未経験者(既卒)の人は、入職後に教育コストがかかる人材であるためです。特に技術職である言語聴覚士の場合、育成に必要なコストはさらに大きくなります。
既卒の人に対しては、まず社会人の基本的なマナーなどを教育しなければいけません。また言語聴覚士の場合は、患者さんへ対応できるような知識や技術に関しても指導していく必要があります。
そのため、既卒の人が入職して1人で患者さんを担当するようになるまでには、多くの時間と人件費がかかります
このような理由から、未経験者(既卒)の人は経営者から歓迎されにくい傾向にあるため、転職活動に苦労しやすくなります。

未経験者の求人情報の探し方

言語聴覚士が転職する際には、他の病院に勤める言語聴覚士とのつながりを通して転職先を見つける人が少なくありません。ですが、言語聴覚士の未経験者は、働いた経験がないため、そのようなつながりを持っていません。
そのため、ほとんどの人がインターネットやハローワークを利用することになります。
そうなると、初めての就職活動であるため、求人情報の探索を上手く行うことができません。また、たくさん出てきた求人情報から「どこが自分の希望に合っている職場であるか」ということを判断することも難しいです。
その結果、適当に条件が良さそうな求人に応募して試験を受けることになります。
そうなると、転職した後に「想像していたより忙しい」「求人情報から予測していた年収と違った」などのミスマッチが起こりやすくなります。その結果、また転職を考えることになります。
そのような事態を避けるためにも、未経験者の言語聴覚士には転職サイトを活用することをお勧めします。
転職サイトとは、転職希望者に対してアドバイザーが付いて、求人情報の紹介や履歴書の書き方、面接に対するアドバイスなど、転職希望者の転職活動を無料でサポートしてくれるサービスです。
そして、転職サイトのアドバイザーは、さまざまな言語聴覚士の転職をサポートしてきたプロです。中には未経験者の転職支援を経験しているアドバイザーもいます。
そのため、臨床経験が未経験であっても安心して頼ることができます。アドバイザーに相談することで、未経験者でも募集している求人の紹介や、悩みに対する的確なアドバイスなどをもらえます。
このように、未経験者である言語聴覚士は、転職サイトを活用することで効率的に転職活動を行えるようになります。
今回述べたように、未経験者の言語聴覚士は転職活動で苦労する可能性が高いです。そうしたことを避けるためにも、言語聴覚士専門の転職サイトを上手く活用することをお勧めします。
転職サイトを活用することで、あなたに合った良い転職先を見つけることができるはずです。

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この記事を書いた人

DAISUKEのアバター DAISUKE 3代目代表

総合病院で理学療法士として勤務し、副業や起業を経験。
現在は副業で株式会社を立ち上げし副業社長として日々を過ごしています。
3代目管理人としてこのサイトを運営しています。

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