転職活動はノーリスク!職務経歴書を定期的に見直すメリット2選
「今の職場でずっと働いていてもいいのか?」
「転職に興味はあるけど怖いな」
こんな理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方はぜひこの記事を読んでみてください。
結論
定期的に職務経歴書を見直そう!
転職は年収が下がる、人間関係が変わるなどリスクがあります。
しかし、転職活動にはリスクがありません。
今回転職活動の一環として定期的に職務経歴書を書くこととメリットについて解説します。
もくじ
職務経歴書とは
似た言葉として履歴書と職務経歴書があります。
履歴書とは「氏名、年齢、学歴、職歴など基本的なプロフィールを書く書類」です。
一方職務経歴書とは「これまでの業務経験、入社後に仕事に活かせる知識・スキルなどを書く書類」です。
つまり
あなたという人をPRするための「プレゼン資料」であり
あなたという人を知るための「取扱説明書」です。
履歴書・職務経歴書についての詳しい記事はこちらから
👉【履歴書の書き方】PT・OT・STが書く経歴書のコツ
職務経歴書を定期的に見直すメリット2選
現時点で転職を考えている理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方はもちろん、今は転職を考えていない方も職務経歴書を書くことは以下のメリットがあります。
①:これまでの自分の実績を棚卸できる
②:これからのキャリアを考える材料になる
順に解説します。
①これまでの自分の実績を棚卸できる
職務経歴書を書くことで以下のことがわかります。
・自分にはどんなスキルがあるのか
・これまでどんな経験をしてきたか
・どんな実績、結果を出してきたのか
・どんな人柄、性格なのか
例を上げます
あなたは現在総合病院に就職し、5年目を迎えた理学療法士(以下PT)です。
あなたはこれまで総合病院で働く中で呼吸器に障害のある方のリハビリテーションに関わることが多くありました。
そこで4年目の時に臨床現場で活かせるよう「3学会合同呼吸療法認定士」を取得しました。
また、3年目の時に新人理学療法士の教育係を受け持つことになりました。
自分自身が叱られて嫌な思いをしたあなたは、後輩にはできていることを積極的に認めていくことにしました。
今でもその後輩には相談を受けたり、一緒に研修に行ったりと関係は良好です。
どうでしょうか。
この理学療法士の場合
スキル:呼吸理学療法に係る技術(呼吸療法認定士の取得)
経験:後輩指導
実績・結果:このPTの場合、これだけでは実績があるとは言えない
人柄:人当たりが良い(後輩から慕われている)
このような情報が職務経歴書に書くことができます。
他に実績を書くとしたら、学会発表や論文執筆などはわかりやすいですね。
その他委員会活動やチームをまとめる経験などは記載しやすいです。
このように、自分がどんな経験をしてきたか、そのうえでどんな実績・結果を残してきたかを確認することは、実際に転職活動を行い自分を売り込むために重要となります。
②これからのキャリアを考える材料になる
これまでのキャリアを振り返ることで、これからのキャリアを考えることもできます。
先ほどの5年目理学療法士(PT)を例に挙げると
- 後輩指導を行うことで、人に教えることに興味をもった
⇒教員への転職を検討 - 呼吸療法認定士の資格を取得
⇒呼吸器に特化した職場への転職を検討 - 学会発表や論文執筆に力を入れたい
⇒大学院への進学、そのために必要に応じて転職
などが考えられます。
またその他にも
- 認定・専門資格や心臓リハビリテーション指導士などの取得
⇒取得した資格にインセンティブがつく職場をリサーチ - チームリーダーを経験し、管理・マネジメント業務に興味をもつも現職での昇進は望薄(ポストが埋まっているなど)
⇒管理職として転職できるところをリサーチ
このように給与(年収)が上がる転職を考えるきっかけになります。
自分の安売りは良くありません。
職務経歴書はいつ作成・更新するのがいい?
決まった時期はありませんが、オススメは年度末~年度初めです。
転職をすると決めているのであれば、半年~1年かけるぐらい余裕をもって転職先のリサーチを行うことをオススメします。
転職市場が活発になるのは、10月入職もしくは4月入職のタイミングです。
職務経歴書の作成、つまり「自分の強み」は早めに見直しを行い、市場が活発になったタイミングで自分の希望する職場のリサーチや面接対策に移るのが得策です。
そのことを考慮すると、年度末~年度初めに職務経歴書を作成・更新することが望ましいです。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の面接対策はこちらから
👉理学療法士が知っておきたい面接のポイント【具体例あり】
職務経歴書の作成も転職エージェントに相談しよう
「そうはいっても、職務経歴書の書き方なんてわからないよ」
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これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。
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