育児中のブランク明け作業療法士が非常勤(パート)で再就職する

作業療法士(OT)の中には、結婚や出産をきっかけに作業療法士の現場を一度離れる人も多くいます。そしてそのような人たちは、出産後に非常勤(パート)の作業療法士として復職することが少なくありません。
作業療法士は、家庭を持ちながら非常勤(パート)として復職する人にとっては、よい職種だといえます。
ただ、実際に非常勤(パート)として復帰する際には、「作業療法士の非常勤(パート)は条件が良いのだろうか」「非常勤(パート)として復職するときは、どのような職場が向いているだろうか」など、さまざまなことを考えます。
そこで今回は、ブランク明けで育児中の作業療法士が復職する際に必要な情報について述べます。

作業療法士の非常勤(パート)求人

作業療法士の非常勤(パート)は、他の職種と比較して求人数も多く、条件も良いものがたくさんあります。
例えば、一般的な事務や受付などの時給が800円前後である地域であっても、作業療法士の非常勤(パート)であれば1500円~2000円で募集があります。また、高い求人では時給3000円を超すような求人もあります
さらに、作業療法士の非常勤では短時間勤務が可能であることがほとんどです
育児を行いながら非常勤(パート)として復職する場合、「短時間勤務もOK」という条件は、多くの人が求めるものです。
例えば、子供が幼稚園に通っているのであれば、14時前後に幼稚園が終了して迎えに行かなければいけません。そのため、非常勤(パート)として働く時間は、長くても10~13時というように短くなります。
一般的な事務やコンビニなどのパートでは、そのような短時間で雇ってくれるところは多くありません。
一方作業療法士であれば、「1日1時間~OK」というような求人もあります。他にも、「週1回、1日2時間~」といったように、「週に1日や2日だけの勤務でもOK」という場合もあります。
このように、作業療法士の非常勤(パート)は、育児中の女性作業療法士が復職するには、非常に条件が整っているといえます。

育児中の作業療法士へお勧めの職場

作業療法士が、一度現場を離れて復職するときは、どんなに短期間であっても不安を持つ人が多いです。特に、作業療法士は技術職であるため、数ヶ月であっても仕事を離れていると、患者さんに触れる感覚や患者さんとの接し方がぎこちなくなってしまうことがあります。
また育児中であれば、子供を保育園や幼稚園に預けている人がほとんどです。そのため、いつ子供が体調不良になって、迎えに行かなければいけなくなるかわかりません。
そのような場合に、急な早退などに対応してくれる職場であるかどうかも、女性作業療法士が非常勤(パート)として復職する際に持つ不安の1つです。
こうしたことを踏まえて、ブランクのある育児中の作業療法士が復職する際にお勧めの職場を挙げます。

介護保険関連施設

デイケアやデイサービスといった介護保険関連施設は、ブランク明けの女性作業療法士が復帰する職場としてお勧めです。
介護保険関連施設には、慢性的な人手不足に悩んでいるところが多くあります。そのため、少しでも人手が欲しい状態であり、ブランク明けで短時間しか勤務できないような作業療法士でも応募があると採用されすい傾向にあります。
また、いくらブランク明けであっても、臨床経験があるような作業療法士は特に歓迎されます。
以上のようなことから、介護保険関連施設で非常勤(パート)として働く場合、作業療法士側の希望を聞いてもらえることが多いです。時給などの条件は施設によってことなるため、一概に良いとはいえませんが、ブランク明けで育児中の作業療法士が復帰する際には、働きやすい職場だといえます。

訪問リハビリ

訪問リハビリの非常勤(パート)は、ブランクがある育児中の作業療法士が復職する際には、最もお勧めの職場だといえます。
訪問リハビリの非常勤(パート)は、時給も高く勤務時間も短時間で募集していることが多いです。例えば、「時給3500円、週1回、1日2時間~」というような求人も見かけます。
これは、訪問リハビリの仕事が「利用者さんの自宅に行ってリハビリをする」というような特徴をもっているために可能になることです。
このように訪問リハビリは、時給も高く時間の融通も利きやすいため、育児中の作業療法士が非常勤(パート)として働く職場として非常に向いているといえます。
今回述べたように、ブランク明けで育児中の作業療法士が復職する職場としては「介護保険関連施設」と「訪問リハビリ」の2つをお勧めします。この2つであれば、育児をしながらでも働けるような条件で雇ってくれる可能性が高いです。
ブランクがあって復職に不安を抱えている作業療法士の人は、ぜひ介護保険関連施設と訪問リハビリへの転職を検討してみてください。



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