
「病院でのリハビリは体力的につらい」



「もっと生活に密着したリハビリがしたい」
そう考えたとき、有力な選択肢となるのがデイサービス(通所介護)です。
特に2025年現在は、従来の「預かり型」ではなく、短時間で集中的にリハビリを行う「リハビリ特化型デイサービス」が主流となっています。2024年度の介護報酬改定を経て、理学療法士にはよりデータに基づいた「結果(アウトカム)」が求められる時代になりました。
本記事では、2025年末現在の最新動向を踏まえ、失敗しないデイサービス転職のポイントを徹底解説します。
1. 2025年の主流「リハビリ特化型デイサービス」とは?
現在、デイサービス市場では理学療法士の専門性を高く評価する「リハビリ特化型」が急増しています。
従来型との違い
- 短時間集中: 3時間〜4時間の2部制が主流。
- 介護・レクの排除: 食事・入浴介助がなく、集団レクリエーションも行わない施設が多い。
- 最新設備の導入: 歩行分析AIやリハビリロボットを活用した科学的アプローチ。
理学療法士に求められる「2025年の役割」
2024年の改定以降、特に重要視されているのが「LIFE(科学的介護情報システム)」への対応です。
単に「運動を教える」だけでなく、バーセルインデックス(BI)等のデータを入力し、科学的根拠に基づいた改善を証明することが、施設の収益(加算)に直結します
2. 【最新データ】デイサービス勤務PTの年収・給与相場
2025年現在、デイサービスにおけるPTの年収は「施設の狙い」によって大きく二極化しています。
| 求人のタイプ | 想定年収の目安 | 求められるスキル |
|---|---|---|
| リハ専門職採用 | 450万〜550万円 | LIFE運用、管理職兼務、アウトカム創出 |
| 一般スタッフ採用 | 380万〜430万円 | 現場での個別訓練、ADL評価 |
| 加算要員(資格不問) | 300万〜350万円 | 柔整師・マッサージ師と同列のルーチン業務 |
「加算目的」の求人を見抜くコツ
求人票の応募要件に「理学療法士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師のいずれか」とある場合は要注意です。給与が他職種の基準に合わされ、低く設定されている可能性があります。「PTの専門性」を明確に求めている求人を選ぶのが年収アップの鉄則です。
3. リハビリ特化型デイサービスへ転職するメリット・デメリット
メリット:圧倒的な「ホワイト」環境
- 残業ほぼゼロ・土日休み: 17時半〜18時には完全退社できる職場がほとんどです。
- 身体的負担の軽減: 重度の移乗介助や入浴介助が少なく、長く働き続けられます。
- 専門スキルの特化: 生活期リハのスペシャリストとしてのキャリアが積めます。
デメリット:事務作業と「やりがい」の質
- 書類業務の増加: LIFE導入により、PC・タブレット入力作業の比率が増えています。
- リハの限界: 頻度が限られるため、劇的な回復よりも「維持・卒業」が目標になることも。
4. 失敗しない転職先の見極めポイント(2025年版)
- LIFEへの対応: データ入力を効率化(タブレット導入など)しているか?
- レクリエーションの有無: 「リハ特化」と言いつつ、レクが主役になっていないか?
- インセンティブ: ADL改善や加算取得に応じた報奨金制度があるか?
- 他職種との連携: 介護スタッフとの役割分担が明確か?
まとめ:理学療法士の未来は「地域リハ」にある
2025年現在、国の政策は「病院から在宅へ」の流れをさらに加速させています。リハビリ特化型デイサービスでの経験は、将来的に訪問リハやケアマネジャーへのキャリアアップにも直結する貴重なステップです。
「今の職場は体力的につらい」「でも年収は下げたくない」……。
そんな方は、最新の報酬体系を理解し、PTの価値を正しく評価してくれる施設を探してみましょう。
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