言語聴覚士がパート(非常勤)として転職するメリット

言語聴覚士(ST)の中には、正社員としてではなくパートタイムとして仕事をしている人もいます。特に女性は結婚後や産後などを機に、常勤ではなく非常勤として働くことで、家庭と仕事の両立を図る人が多いです。
そしてこのような事情でパートとして働く場合、言語聴覚士の資格をもっているからこそ得られるメリットというものがあります。
言語聴覚士として非常勤で勤務することを考えた場合は、そのようなメリットを知っておくことが大切です。言語聴覚士だからこそ得られる利点を理解しておくと、正社員を辞めるときにも過剰な心配をせずに安心してパートに移ることができます。
そこで今回は、言語聴覚士としてパートで働くメリットについて述べます。

STのパートは時給が高い

言語聴覚士は、理学療法士や作業療法士など、他のリハビリ関連職と比較すると資格所有者数が少ないです。例えば2014年の時点では、理学療法士が10万人、作業療法士が6万人以上の人たちが資格を持っているのに対して、言語聴覚士はまだ2万人を越える程度しかいません。
そのような現状に対して日本における高齢化は急速に進行しており、高齢者のみで生活しているという世帯も増えています。そうなると、高齢者のコミュニケーション能力を低下させないことは重要になります。
そして、高齢者の数が増えるということは、言語聴覚士の対象となる言語障害や嚥下障害といった症状を引き起こす脳梗塞などの病気を発症する人の数も必然的に多くなります。
またそのような障害は、疾患などとは関係なく加齢によっても生じるものです。そのため、言語聴覚士のリハビリが必要になる人の数は、まだまだ増え続けるといえます。
このように、言語聴覚士のニーズはどんどん高まっている中で資格所有者の数は足りていないというのが現状です。
そのような状況であるため、「正規雇用でなくてパートでもいいから言語聴覚士を雇いたい」と考えているところも多くあります。そのため、求人情報などを見ると、高い時給でのアルバイトやパートを募集しているところがたくさんあります。
言語聴覚士のパートにおける時給は、1500円以上が相場となっています。一般的なパートが800~1000円であることを考えると、かなり割の良い仕事だといえます。
言語聴覚士としてパートで働くと、このように高い給料をもらえるというメリットがあります。

STのパートは短時間勤務が可能

また言語聴覚士のパートでは、時給が高いだけでなく勤務形態も融通が利くところが多いです。
事務などの一般的なパートの場合、「1日6時間~、週3回以上の勤務ができる人」といったように、ある程度の時間と日数を求められることがほとんどです
このように、ある一定以上の勤務時間を指定されると、働きたいとは考えていても諦めざるをえない状況の人も多くいます。
例えば、あなたの子供が幼稚園に入園するためにパートとして再就職したいと考えているとします。幼稚園は基本的に、昼過ぎには子供が帰宅するため、働くとしても昼までの勤務しかできません。そのような場合に、「1日6時間~」という指定があると、それだけでその職場への応募は諦めることになります。
一方で言語聴覚士であれば、「1日2時間~、週1回でもOK」というような求人もあります。これは言語聴覚士という仕事が、一定時間に決められた患者さんに対してリハビリを行うために可能となるものです。
このように言語聴覚士としてのパート勤務は短時間勤務が可能であるところが多いため、家庭を持つ女性でも働きやすいものといえます。
今回述べたように、言語聴覚士としてパートで働くと、時給が高く、働く時間にも融通が効きやすいというメリットがあります。言語聴覚士という仕事は、このような利点を活かすことで、あなたの生活に合った働き方を選択しやすい職業だといえます。



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