PT・OT・STが利用する転職サイトとは?病院が転職サイトを使う理由

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あなたは、「転職サイト」を利用したことがあるでしょうか?

 

理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)などのリハビリ職者が転職する際には、多くの人がハローワークや求人サイトを利用します。その一方で、薬剤師や看護師などは、ハローワークや求人サイトではなく転職サイトを使って転職します。

 

転職サイトとは、無料で担当のアドバイザーが転職活動を支援してくれるサービスのことです。

 

多くの看護師や薬剤師をはじめ、保育士、介護職者など、さまざまな業界では、転職サイトを使った転職が一般的です。それに対して、PT・OT・STといったリハビリ業界においては、転職サイトの認知度や利用者の数は低いです。

 

そして、PT・OT・ST中には「そもそも転職サイトって何?」という人もたくさんいます。

 

そこで今回は、「転職サイトの概要」「病院が転職サイトを利用する理由」「求人サイトとの違い」について解説します。

 

PT・OT・STが利用する転職サイトとは

PT・OT・STが転職する際、求人情報を探す方法には、主に「ハローワークや求人サイトを使って自分で探す」「転職サイトへ登録してアドバイザーに探してもらう」という2つの方法があります。実際には、多くのリハビリ職者は、自分自身で求人情報の探索作業を行っています。

 

転職サイトとは、転職支援会社が運営するサイトのことを指します。基本的に、転職サイトは無料で利用できるサービスです。そして、転職サイトに登録すると、担当のアドバイザーがついて、あなたの転職活動をサポートしてくれます。

 

このように転職サイトとは、無料で利用できる転職支援サービスです。

 

そして、PT・OT・STを対象としている転職サイトには、以下4つが例として挙げられます。

 

・マイナビコメディカル
・DODA
・MEDFiT
・PTOT人材バンク

 

以上のサイトは、求人サイトではなく転職サイトであり、なおかつPT・OT・STの転職支援に力を入れているところです。

 

 

PT・OT・STが「転職サイトを使って転職支援を受けたい」と考えた際には、これらのサイトに登録することでアドバイザーによるサポートを受けることができます。

 

PT・OT・STが転職サイトで利用できるサービス内容

転職サイトへ登録することで、担当のアドバイザーによる転職支援サービスを受けることができます。そして、アドバイザーが行ってくれる具体的なサポート内容には、以下のものがあります。

 

PT・OT・STの求人情報の紹介

転職サイトに登録すると、まずアドバイザーから電話がかかってきてヒアリングが行われます。そこで、あなたの希望する条件や勤務地、勤務形態などをアドバイザーに伝えます。

 

そして、アドバイザーはヒアリングの結果を元に、求人情報を探してくれます。

 

ハローワークや求人サイトでは、あなた自身が求人情報を探索して、なおかつ求人票を読み取らなければいけません。それに対して転職サイトでは、アドバイザーがあなたに適した求人情報を見つけて紹介してくれます。

 

履歴書、面接に対するアドバイス

PT・OT・STには、転職活動の中で履歴書の書き方や面接での応答に悩む人が多くいます。

 

特に、志望動機は書類選考や面接選考において採用の可否を左右する大きな要因になります。そのため、転職活動を行っている多くのPT・OT・STが、書いたり答えたりする内容に悩みます。

 

そうした際に、ハローワークや求人サイトであれば、誰からもアドバイスを受けることはできません。その一方で、転職サイトを利用している場合には、アドバイザーから履歴書のポイントや面接を上手く行うコツなどを指導してもらうことができます。

 

面接日程調整

書類選考を通ると、病院の採用担当者と面接を行わなければいけません。そして当然ながら、病院側と面接日の日程を調整しなければいけません。

 

転職するPT・OT・STのほとんどは、働きながら転職活動を行っています。そのため、こうした面接の日程調整がスムーズに行えない人が多くいます。

 

転職サイトのアドバイザーは、そうした面接の日程調整を代行してくれます。あなたが都合の良い日程をアドバイザーへ伝えておくことで、アドバイザーが病院の面接担当者と連絡を取って面接の日時を決めてくれます。

 

見学、面接同行

基本的には、転職する前に施設見学を行います。ただ、中には「1人で見学へ行くのが心細い」という人もいます。そうした際に、転職サイトによってはアドバイザーが施設見学へ同行してくれるところもあります

 

また、施設見学だけでなく面接へ同行してくれるアドバイザーもいます。

 

条件交渉

転職する際には、当然ながら転職先に何らかの条件を求めます。例えば「年収は○○万以上が良い」「週に×日の勤務が希望である」といったことです。

 

もともと提示されている条件が、あなたの希望とマッチしていれば問題ありません。ただ、全てがそのようなわけではありません。そして、そうした場合には、病院側と条件交渉をしなければ、あなたが望む条件にはなりません。

 

転職サイトのアドバイザーは、そうした病院との条件交渉を行ってくれます。

 

退職活動に対するアドバイス

転職活動をする中で、現職場の退職活動で悩むPT・OT・STは多いです。例えば、「退職届を出す時期はいつが適切だろうか?」「退職届は誰に出せばいいのか?」といったことです。

 

転職サイトのアドバイザーは、こうした退職活動に対する悩みにも答えてくれます。

 

PT・OT・STの転職支援における経験が豊富なアドバイザーが、円満退職するための秘訣をアドバイスしてくれます。

 

転職サイトに登録することで、以上のサービスを無料で受けることができます。

 

なぜ病院が転職サイトを利用するのか?

求人サイトでも転職サイトにしても、求職者にとってはどちらも利用は無料であるところがほとんどです。しかし、掲載を依頼する病院や施設からすると、両者でかかるコストは全く異なります。

 

求人サイトは、病院が利用する場合も月に数万円と格安であることがほとんどです。その一方で転職サイトは、転職者が決まった場合に転職者における年収の30パーセント程の報酬が発生します。

 

つまり、病院側は、無事に転職者が決定したときには、転職サイトに対して100万円前後のお金を支払わなければいけません(転職サイトや業界によって報酬額は異なる)。

 

そのため、病院にとって転職サイトを利用することは、とてもコストがかかる採用活動といえます。それでも転職サイトを利用する病院や施設が多いのには理由があります。

 

そこで、病院や施設が採用活動を行う際、格安である求人サイトではなく、高額な報酬が発生する転職サイトを利用する理由を以下に記します。

 

転職サイトはリスクが低い

ほとんどの転職サイトは、完全成功報酬型です。完全成功報酬型とは、転職サイトからの紹介による応募者が採用されて、初めて病院や施設が転職サイトに決まった報酬を払うようなシステムです。

 

つまり、病院や施設にとっては、いくら書類選考や面接を行っても、実際に採用が決まるまでは一切費用がかかりません。

 

そのため、支払う報酬額が高いといっても、採用者の有無に関わらず毎月一定額の掲載料が必要な求人サイトと比較するとリスクが低いといえます。

 

そして、求人サイトであれば、格安とはいえ毎月お金がかかっているため、どうしてもできるだけ早く採用者を出したいと考えてしまいます。一方で転職サイトであれば、採用が決まるまでは一切コストがかからないため、じっくりと採用者を選ぶことができます。

 

転職サイトを使うと無駄な手間が省ける

病院側が転職サイトを利用する一番のメリットは、アドバイザーが仲介に入ることです。

 

転職サイトを介して採用選考を受ける人は、アドバイザーによってスクリーニングを受けているため、病院や施設にとっても望ましい人を紹介してもらえる可能性が高いです。

 

例えば、転職サイトに求職者の紹介を依頼している場合には、「○○歳未満で整形外科クリニックの勤務経験者」というように、紹介してもらう人の条件を提示して、その要件を満たした人だけを紹介してもらうことができます。

 

そのため、病院や施設が希望するような人材ばかりが採用試験を受けることになります。

 

一方で求人サイトからの応募者は、基本的に誰でも自由に応募できるため、時には採用対象外の人からの応募があることもあります。ただ、いくら採用対象外であっても無視することはできません。

 

そうなると、書類選考の結果連絡など、かなり手間がかかる作業が増えます。

 

転職サイトを使うと競合他社に知られずに採用活動ができる

採用活動は、経営戦略や事業戦略に深く関係するものです。

 

そのため、病院や施設が出した求人情報を見ることで、その病院や施設の現状や今後の方向性などを予測される可能性があります。

 

例えば、新規事業に伴う人員募集などは、ライバル会社に知られたくないものです。

 

このような情報を求人サイトに掲載すると、一般公開されているためライバル会社にばれてしまいます。一方で転職サイトであれば、「非公開求人」を利用することで内密に採用活動を進めることができます。

 

転職サイトを使うとフィードバックを受けることができる

転職サイトを利用した場合、応募者も面接などに関するフィードバックを受けますが、病院や施設側も同様にフィードバックをもらえます。

 

病院や施設といった雇用側は「応募者が面接中にどう感じたか?」「入社に対する意思は変化したか?」「どのような点に疑問を持ったか?」といったようなことに対して、仲介したアドバイザーからフィードバックを受けることができます。

 

中には、「雇用側がフィードバックを受ける必要があるの?」と感じる人もいると思います。しかし、病院や施設も応募者と同様で、採用選考によってより良い人材を採用するための「採用力」を高める必要があります。

 

雇用側の採用力が高まることで、より効率的な採用選考ができるようになります。それが結果的に、優良な人材確保だけでなくコスト削減にもつながります。

 

こうした病院や施設によっては転職サイトから受けることができる「採用アドバイザー」に魅力を感じて、転職サイトを利用しているところもあります。

 

以上のように、雇用側が転職サイトを利用すると多くのメリットがあります。求職者として転職サイトを使う場合は、このことも理解しておくと転職サイトに対する考え方が変わってきます。

 

PT・OT・STにおける転職サイトと求人サイトの違い

転職サイトと求人サイトの一番の違いは、アドバイザーの有無だと考えます。既に述べたように、転職サイトでは担当のアドバイザーが付き、あなたの転職活動を全面的に手伝ってくれます。

 

アドバイザーは、求人の紹介はもちろんのこと、履歴書や面接対策、退職理由の伝え方など、転職活動に関わる全てのことに対してアドバイスしてくれます。さらに、転職サイトによっては面接や見学に同行してくれるところもあります。

 

また、他にも以下のような点に違いがあります。

 

転職サイトは求人数が多い

転職サイトは求人サイトと比較して、「非公開求人」を多く持っています。そのため、必然的に、得られる求人数は転職サイトの方が多くなります。

 

転職サイトはマッチング力が高い

転職は、あなたの希望と企業側の要望がマッチすることで成立します。転職サイトに登録すると、転職のプロであるアドバイザーが、経験を生かして、あなたにマッチする求人情報を提供してくれます。

 

一方、求人サイトでは、あなた自身が掲載されている情報だけを頼りに探さなければなりません。そのため、転職サイトを利用した方がマッチング度の高い求人情報を得ることができます。

 

転職サイトは手間がかからない

求人サイトは、登録などすることなく閲覧できるところがほとんどです。一方、転職サイトの場合、あなたの希望に合った求人情報を紹介するために、どうしてもあなたの情報が必要になります。

 

そのため、無料ですが、情報を登録してアドバイザーと話をしなければなりません。

 

この手間を面倒だと思う人もいますが、その後の求人情報の探索などのことを考えると、電話で条件を探してプロにお願いした方が、結果的に効率良く転職活動を行えます。

 

転職サイトは交渉力が強い

求人サイトを利用しても、特に条件面などの交渉は行ってもらえません。

 

一方、転職サイトの場合、担当のアドバイザーが、あなたの代わりに条件面などの交渉を企業と行ってくれます。

 

特に給与などは、自分では交渉できないという人でも、アドバイザーが行ってくれるため安心です。また、面接などの日程も、アドバイザーが間に入って調整してくれるため、あなたの手間がかなり省けます。

 

PT・OT・STが転職サイトを活用すべき理由

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者が転職する際には、ハローワークや求人サイトなどを使って自分自身で求人を探す人と、転職サイトに登録してアドバイザーを利用する人がいます。この二者では、転職サイトを使った方が明らかに効率的です。

 

確かに、転職サイトを利用すると「アドバイザーとのやり取りが手間」といったような負担はあります。しかし、それ以上に転職サイトには、多くのメリットがあります。

 

そこで以下に、「PT・OT・STが転職サイトを利用すべき理由」について述べます。

 

転職サイトを利用すると転職活動の負担が減る

転職サイトに登録することの一番のメリットは、転職活動の負担が減ることにあります。実際に行ってみるとわかりますが、働きながら転職活動を行うことは、とても大変です。

 

また、すぐに転職先が見つかり、話がスムーズに進めば問題ありませんが、そのようなケースばかりではありません。何日も求人情報を見比べて、やっと希望の条件が見つかったと思っても、書類審査だけで落とされる場合もあります。

 

私は、転職の際、一度、書類審査だけで不採用になった経験があります。その際には転職サイトを利用せず、自分だけの力で転職活動を行っていました。

 

この時は、とてもプレッシャーを感じていたことを覚えています。家族もいたため、「早く条件に合う転職先を見つけて仕事を決めないと」という思いから、かなり焦っていました。そのような時に転職サイトの存在を知り、利用したところ、肩の荷が降りたような感じがしたことを覚えています。

 

転職サイトは、条件に合った求人の提案だけでなく、履歴書の書き方や面接時の注意点など、採用選考に必要なノウハウまで教えてくれました

 

そのおかげで、ストレスなく転職活動を行えたため、仕事も集中して行うことができました。

 

転職先とのやり取りを行う必要がない

転職を行う際に意外と気まずいのが、見学や面接を受けた後に、自分から断りの電話を行うことです。

 

例えば、いくつかの病院を同時に受けていたり、実際に話をしてみると自分の条件と合わなかったりした場合には、面接を受けた後に、自分から断らなければいけない場合があります。

 

この時の電話はかなり行いにくいものです。相手側には、時間を取って施設を紹介してもらい、面接までしてもらいました。それなのに、こちらの都合で断るというのは、何か悪いことをしたような気がします。

 

しかし、そのような場合に遠慮していてはいけません。転職はあなたの今後の人生に大きく影響するものです。そのような転職を、「情」によって左右されないようにしましょう。

 

そうは言っても、断りの電話をすることは、気まずいことに変わりはありません。そのような場合、転職サイトに登録していると、担当のアドバイザーが代わりに断りの電話を行ってくれます。そのため、あなたは気まずい思いをしなくてもよくなります。

 

転職サイトを利用すると選択の幅が広がる

転職サイトを運営する転職支援会社は、一般的にネットで公開されているような求人以外の「非公開求人」をたくさん所有しています。そのため、あなた自身で探すよりも、はるかに多い情報を提供してくれます。

 

また、転職サイトのアドバイザーは、転職のプロであり、さまざまな転職を支援してきています。そのため、あなたの希望や性格から、あなたに合った転職先を提案してくれます。

 

その中には、あなたが今まで考えたこともないような職場が含まれているかもしれません。このようなことは、多くの求人情報を持っており、さらに経験豊富なアドバイザーがいるからこそ起こることです。もし、あなた1人で転職を考えていた場合、選択の幅が限られてしまいます。

 

さらに、転職サイトに複数登録することで、選択の幅はもっと広がります。求人支援会社は、それぞれ得意とする分野が違うため、所有している求人情報も異なります。

 

そのため、複数会社に登録することで、紹介してもらえる求人情報の数が増えます。

 

また、転職サイトは以下の理由からも複数登録した方が、よい転職先が見つかります。

 

 ・一社だけだと、腕の良いアドバイザーに当たらない可能性が高い
 ・一社だけだと、サボってしまうアドバイザーもいる

 

以上のように、転職サイトを利用することは、転職活動を行う上で、とても有効だといえます。ただ、利用する転職会社は選別することが大切です。

 

今回述べたように、PT・OT・STが利用する転職サイトは、無料で利用することがでいる転職支援サービスです。そして利用者は、お金をかけることなく多くのサービスを活用することができます。

 

また病院や施設といった雇用側にも、転職サイトを採用することには多くのメリットがあります。

 

PT・OT・STが、このように転職サイトについて学ぶことで、より転職サイトを有効に活用できるようになります。



リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1〜2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。


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