経営者インタビュー!採用されるPT・OT・STの履歴書・面接

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今回は、整形外科クリニックとデイサービス、デイケア、株式会社を経営するN常務に、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)といったリハビリ職者の採用選考に関してお話を伺いました。

 

N常務は、整形外科クリニックで理学療法士と作業療法士、デイサービス・デイケアで理学療法士を雇用している経営者です。

 

こうした実際にPT・OT・STを採用する経営側の人から、履歴書や面接といった採用選考に関する話を聞ける期会は多くありません。転職する人にとって、採用の有無を決める立場にある人が「どのような視点から書類選考や面接選考を行っているのか?」ということを知ることは有益です。

 

当然、一言で経営者といっても採用選考に対する考え方は違います。ただ、それでも経営者の視点を知ることは、あなたの転職に役立つはずです。

 

そこで今回は、経営者視点から「経営者が履歴書で必ず確認するポイント」「面接で良い印象を与えるために意識すべきポイント」などについてインタビューした内容をそのまま掲載します。

 

*インタビューアー(私)は「管理人」と表記します。

 

履歴書で必ず確認するポイント

 ・管理人
それでは早速、お話を伺っていきたいと思います。今回インタビューを受けていただく人は、転職体験記にも書いてある私が以前勤めていた整形外科クリニックの経営者であるN常務です。

 

N常務はクリニックだけでなく、デイサービスとデイケア、美容関係の株式会社を経営しています。その中で、これまで何十人もの理学療法士や作業療法士の採用選考を行ってきたN常務に、経営者の視点から履歴書や面接のポイントについて話を伺おうと思います。

 

まず初めに、採用選考の中でも第一関門となる履歴書について話を聞かせてください。N常務は履歴書では、どのような点を確認されるのでしょうか。

 

 ・N常務
何といっても履歴書は、採用選考で最も重要です。履歴書による書類選考を通って、はじめて面接選考を受けることができるからです。

 

そして、私が履歴書で最初に見るのは「写真」になります。

 

もちろん、そのときのニーズ(欲しい人材)によって判断基準は変わります。ただ、写真による第一印象は非常に重要であり、まずは「その人が組織のカラーに合うか?」ということを写真から読み取ります。

 

組織に合わないような顔つきであれば、他の部分は読まずに写真だけで不採用とすることもあります。

 

 ・管理人
なるほど。履歴書において写真が重要なことは知っていましたが、そこまで経営者が考えて見ているとは思いませんでした。コンビニなどに設置してある「スピード写真」は避けた方がいいことや、髪型や髭などには注意すべきことは誰もが知っています。

 

ただ、組織のカラーに合うかどうかを写真から判断して、しかも写真だけで不採用とすることがあるのは驚きです。

 

写真だけからでも、そこまで読み取れるものなのでしょうか?

 

 ・N常務
何人も採用選考を行っていれば、写真の顔つきからでも「その人が組織に合うかどうか?」ということはわかるようになります。

 

そして、写真の後は生年月日を確認します。

 

生年月日によって「応募者の年齢が組織の年齢層に合っているか?」ということを判断します。それは、あまりにも組織の年齢層から離れていると、その人が馴染めないだけでなく、職場の雰囲気を崩してしまうことになりかねないためです。

 

例えば、平均年齢が20代後半の職場に、50代の人が一般職として入るとします。そうなると、お互いに遠慮して仕事がしにくくなる可能性が高いです。

 

逆に、管理職を募集しているときに20代の人が応募してきても、組織自体の年齢層が若ければ問題ありません。

 

こうした理由から、写真の次は生年月日を確認します。

 

 ・管理人
なるほど。写真や年齢から「組織のカラーに合うか?」ということまで読み取られているのですね。そこまで考えて採用選考を行ってもらうことができれば、応募側としてもミスマッチが生じにくくなりますよね。

 

 ・N常務
写真や生年月日から組織に適した人間であるかを確認した後は、履歴書の左上に記入する「日付」を見ます。

 

 ・管理人
日付ですか?日付は何のために確認するのでしょうか?

 

 ・N常務
転職が増えてきている近年では、履歴書を使い回している人が少なからず存在します。そして、そうした人たちは何度も同じ履歴書を出すために日付を書かないのです。

 

実際に、日付を入れずに履歴書を送付してきた人も数人いました。

 

このように、日付が書いていない履歴書を見ると「当院に対する入職意欲」を疑うことになります。つまり、「この応募者は履歴書を使い回していて、どこでもいいから就職先を探しているのだな」と思ってしまうのです。

 

あと、最近ではパソコンで履歴書を作成する人もいますが、基本的には手書きの方が好印象です。これも、パソコンで作成したものは使い回しがしやすいため、入職意欲を判断する一要因になります。

 

 ・管理人
履歴書を使いまわすような人が存在するんですね。確かに、履歴書を作成することは手間ですが、さすがに何度も同じ履歴書を使おうと考えたことはなかったです。

 

ただ、日付を書き忘れてしまうことはありそうです。不必要な疑いをもたれないようにするためにも、日付を書くことは忘れないようにしなければいけないですね。

 

 ・N常務
そして、履歴書全体を通していえることなのですが「どのような文字を書いているか?」ということも重要です。

 

「企業は人なり」といわれるように、組織が発展していくためには良い人材を雇用することが欠かせません。そして、文字は最も人となりが表れるものです。つまり、どのような文字を書くかによって、応募者の人格を予測できるということです。

 

そのため、写真などと同じように、文字からも「組織のカラーに合った人物であるか?」ということを判断します。

 

当然、乱雑な文字は論外です。文字が丁寧に書いていないと、それだけで「本当に当院へ入職したいと考えているのだろうか?」という印象を受けてしまいます。

 

 ・管理人
なるほど。文字からも応募者の人物像が予測できるということですね。文字は、そのときの心理状況も大きく影響する可能性が高いので、履歴書は落ち着いているときに作成しなければいけませんね。

 

 ・N常務
そうですね。そしてここまでは、PT・OT・STに限った話ではなく採用選考全般に関して言えることです。

 

結局、採用選考で最も重視するのは能力ではなく「人柄」です。はっきりいって、企業に入った後に頑張ってくれるような人材であれば、能力は入社後にいくらでもついてきます。そのため、まずはこうした人格を表すような写真や文字などを最初に確認するのです。

 

経歴・職歴・資格について

 ・管理人
ここまでは、PT・OT・STに限らず、転職者全般の履歴書に関する話を伺ってきました。

 

そこでここからは、PT・OT・STだからこそ注意すべき点について伺いたいと思います。履歴書において、PT・OT・STだからこそ意識して確認する部分はありますか?

 

 ・N常務
そうですね。写真や文字などから人物像を把握した後は経歴を確認します。具体的には「どのような職場で働いてきたか?」「どれくらいの転職暦があるか?」ということを見ます。

 

やはり、転職暦が多いにしても一つの職場を3年以内に転職している場合には、あまり良い印象を受けません。もちろん、転職理由も人それぞれ異なるため、それだけで不採用とすることはありません。ただ、短期間での転職暦がある場合は、面接で必ず転職の理由について尋ねます。

 

例えば、女性であれば「結婚」や「出産」といった、仕方ない事情で退職・転職している可能性があります。

 

またいくら転職理由があるといっても、何度も3年以内の転職を繰り返しているような場合は、それだけで不採用にすることもあります。

 

 ・管理人
やはり、3年以内の退職の経歴は転職で不利になるんですね。それでは、仕方がない理由で短期間のうちに転職した場合には「○○のため退職」という理由をしっかりと書いておくことが重要ですね。そうすれば、履歴書だけで不採用となることは避けられそうです。

 

 ・N常務
そうですね。経歴を簡単に書いている人も多いですが、できるだけ詳細に書いた方が良いです。最近は、履歴書に加えて職務経歴書を書くことが普通になってきています。

 

職務経歴書とは、履歴書に書ききれない職歴を記載するためのものです。

 

職務経歴書に「どのような職場で、どのような仕事をしてきたのか?」ということを細かく記載してあれば「職種に対する思い」を読み取ることができます。

 

また、特にPT・OT・STといた専門職者に対しては、これまでの職歴から「応募者の能力」を予測することができます。

 

例えば「整形外科病院で術後のリハビリを経験してきた」という経歴があれば、「整形外科に関する知識はある程度有しているはずだから、当院(整形外科クリニック)では即戦力となるだろう」といったことを考えます。

 

さらに「整形外科病院でTKA(人工膝関節置換術)術後の患者さんに対するリハビリを主に行っていた」というように、具体的な仕事内容を記載していると、より応募者の能力をイメージしやすくなります。

 

 ・管理人
なるほど。私は初めて求人に応募したときは、面倒という理由で職務経歴書を出しませんでした。ただ、N常務の話を伺うと職務経歴書の重要性がわかります。

 

専門性という意味では、経歴だけでなく資格なども評価に影響してくると思うのですが、資格などに関してはどのような視点からご覧になられていますか?

 

 ・N常務
確かに、資格は経歴と同じように、その人の専門性を判断する一材料です。ただ、経歴と資格のどちらにもいえることですが「これまで実際にどう生かしてきたか?」ということを重視して見ます。

 

例えば、「サービス接遇検定」という資格があります。接遇の知識や技術に関する資格です。

 

サービス接遇検定をもっている人が、職務経歴書に「職員に対する接遇教育を行った」「接遇委員会を立ち上げた」といったことが記載してあれば「なるほど、この応募者は資格を取得した後にこのように生かしてきたのか。当院でも上手く能力を生かしてもらえそうだな」と考えます。

 

このように、資格や経歴も「実際にどのように生かしてきたのか?」ということを記すことが重要です。

 

志望動機について

 ・管理人
やはり経営者としては「応募者がどのような仕事ができるのか?」ということを知りたいわけですね。そう考えると、やはりPT・OT・STがアピールするためには職務履歴書が重要ですね。

 

ところで、履歴書というと「志望動機」に悩むPT・OT・STが多いのですが、志望動機に関してはどのような視点でご覧になられていますか?

 

 ・N常務
志望動機に関しては、正直なところあまり重視していません。なぜならば、志望動機はだいたい似たり寄ったりだからです。

 

例えば「尊敬できるPT・OT・STがいる」「自分の興味がある分野に特化した研究をしている」「先進的な取り組みをしている」といったことです。それに、給与面や通勤距離などが加わります。

 

中には、志望動機で「私は○○ができてきっと貴院のお役に立てます」というように強い自己アピールをする人もいます。ただ、そうした自己アピールに対する評価は経営者によると思います。私は、そうした積極的な人は好きなので評価しますが、経営者によっては好まない人もいるでしょう。

 

 ・管理人
PT・OT・STの中には、志望動機が大切だと考えている人が多いのですが、採用側からするとそこまで優先順位は高くないんですね。これは、リハビリ職の管理職である人に話を伺ったときも、同じようなことをおっしゃっていました。

 

 ・N常務
また、採用選考全てにいえることですが「病院が掲げる理念に共感しているか?」ということは非常に重要です。そもそも、理念に共感できない人であれば、入職してもお互いにメリットはありません。

 

理念に共感できない人は、入職後に不満を抱えることになる可能性は高いです。そうなると、経営者としても雇用しにくくなります。

 

そのため、志望動機には理念に関して触れておくと良いでしょう。

 

結局、履歴書で見るのは「本当に貴院へ入職したいという気持ちがあるのか?」ということです。意欲がある人は、ホームページなどで当院の情報を徹底的に調べているはずなので理念などは知っています。また、当院に関する情報などは、知人を通して実際に働いている人に聞くこともできます。

 

こうした、下調べをしていることが見えるような履歴書は「この応募者は本当に当院に入職したいのだな」と感じて評価します。

 

意欲があるかないかは、履歴書や職務経歴書を見ればわかります。しっかりと下調べをして入社意欲の高い人が書く履歴書は、自然とその気持ちが文字や内容に表れているのです。

 

そのため、評価される履歴書を作成したいのであれば、徹底的なリサーチをして転職先について学んでおくことが大切だと思います。

 

面接会場に着いて面接が始まるまでのポイント

 ・管理人
さて、ここまでは履歴書について話を伺ってきましたが、ここからは面接に関して採用されるポイントを伺っていきたいと思います。N常務は、これまでに数十人のリハビリ職者を面接されていますよね。まず面接を受ける上で「ここだけは外せない」という基本となることはありますか?

 

 ・N常務
履歴書の写真でも述べたのですが、まずは「第一印象」は重要です。特に医療職は、清潔感あることが大切になります。

 

例えば、寝癖がついた髪型やヒゲ、フケ、派手すぎるメイク、ノーメイクといった人は、それだけで不採用とすることもあります。それほど、当院では清潔感を重視しているのです。

 

また、靴が汚れていたり、靴下に穴が開いていたりといった点も確認します。

 

 ・管理人
やはり、面接では清潔感が重要なのですね。私はあまり清潔感がないので、耳が痛い話です……。

 

ところで、採用側として面接前に受付などで待機している様子などは見られているのでしょうか?ほとんどの場合、面接の日は受付で面接の旨を伝えた後には、受付で時間まで待つことになります。

 

そうした際に意識すべきことはありますか?

 

 ・N常務
そうですね。まずは「約束時間の10分前には到着しているかどうか?」ということは確認します。

 

中には「道に迷いました」「予想外に渋滞していました」といった理由で面接時間に遅れる人がいますが、はっきりいってそうした言い訳は論外です。下調べをしていればそうしたことはありませんし、実際に面接と同じ時間帯に一度当院まで来てみれば、だいたい着くまでにかかる時間はわかります。

 

それでも心配な人は、30分前くらいに着く気持ちで家を出て、車の中や面接会場の周辺で待機すればいいのです。もちろん、早く着いても10分前までは受付をしないようにしてください。

 

早く来られ過ぎると、こちらも応募者を待たせるのに気を使うため、あまり好ましくありません。

 

また、面接会場の近隣に近づいたときに「面接モード」に入っていることが大切です。早く着いて時間を潰しているときなどの行動は、どこで誰に見られているかわかりません。

 

例えば「駐車場で待っているときにタバコを吸っている」「近くのコンビニでパンやお菓子を買って駐車場で食べている」といった行動は避けるようにした方が良いです。

 

 ・管理人
やはりまずは「時間厳守」ということですね。そして、早く着いたときには、その時間の潰し方にも注意すべきということですね。

 

 ・N常務
あと、実際に受付をした後に待機しているときも、面接モードを維持していることが大切です。

 

例えば「スマホを触っている」「浅く腰掛けて背中が丸まったような姿勢で座っている」「眠っている」といった待ち方は論外です。どうしても受付で待っているときに何かをしたい場合には「当院のパンフレットを見る」「仕事に関する本を読んでいる」程度であれば、悪い印象は受けません。

 

とにかく、面接前には待ち時間であろうと、面接を意識していることが重要だと思います。

 

実際の面接場面で注意すべきこと

 ・管理人
なるほど。少なくとも面接会場の近隣に入ってから自宅に帰るまでの時間は、面接モードでいることが大切ということですね。

 

それでは、N常務が実際の面接場面で意識して確認するポイントはありますか?

 

 ・N常務
先ほども述べたように、まずは第一印象はポイントになります。そして、第一印象は清潔感だけではなく「感じが良いかどうか?」ということも大切です。

 

例えば「声のトーンが明るいか?」「自然に笑顔が出るか?」「こちらの話をうなずきながら聞いているか?」といったことです。たとえ緊張していても、こうした態度の違いによって受ける印象は大きく変わります。

 

そして、履歴書と同じように「組織のカラーに合うのか?」ということは意識してみます。

 

当院の理念に共感できなかったり、組織の雰囲気と合わなかったりする人は、採用することはほとんどありません。履歴書では感じ取れなかったことも、面接で直接会うとわかるのです。

 

もちろん、そのときのニーズによっても変わります。

 

例えば、「組織を改革したい」と考えて人材を探しているときであれば、今の組織のカラーには合わないような人でも採用することはあります。現スタッフと違った雰囲気を持っていれば、現状を打破してくれる可能性が高いと感じるからです。

 

そうはいっても、経営理念に共感できていないような人は採用しませんが。

 

 ・管理人
なるほど。やはり面接でも履歴書と同じように、「組織のカラーに合っているか?」「理念に共感しているか?」ということは大前提になるのですね。

 

そうしたことを踏まえた上で、その他に必ず確認することはありますか?

 

 ・N常務
そうですね。やはり「専門職としてどのようなことに熱意を持てるのか?」といったことは必ず聞きます。これは、職歴や経歴、資格などと合わせて聞きますが、熱意をもって仕事をしている人とそうでない人とでは、仕事に対する姿勢が大きく異なります。

 

そもそも、医療職という仕事に対して熱意を持っていない人を雇いたいと思う経営者は少ないのではないでしょうか。

 

そして、医療職や介護職ではボランティア精神が大切です。そのため「人のために何が出来ると考えているか?」ということも尋ねます。

 

例えば、熊本では大地震がありました。そのことに対して「地震時に専門職としてどういった動きをしましたか?」「もし何もできなかったのであれば、これからどういったことができると思いますか?」といった質問をします。

 

医療職として誇りを持っておりボランティア精神が強い人であれば、こうした問いかけに対しても明確な答えが返ってきます。このような質問から、医療職としての適性を判断することができるのです。

 

あとは、「将来のビジョン」についても確認します。つまり「自分の未来を語れるか?」ということを知りたいのです。

 

具体的には「あなたの将来のビジョンを聞かせてください」「今後どういったことを勉強していきたいと考えていますか?」「将来、どういった生活をしたいと考えていますか?」といった質問をします。

 

特に女性であれば、妊娠や出産といったライフイベントに対する考え方を聞きます。もちろん、プライベートな話なので問い方には注意しますが、こうした「応募者の人生設計とこちらのニーズが合致するか?」ということは重要です。

 

例えば、女性の管理職候補の人材を探しているときに「2年後には子どもを生みたい」とうビジョンを持っている応募者であれば、当然ながらこちらのニーズに合わないということになります。

 

 ・管理人
やはり、面接では仕事に対する熱意や医療職としての適性も確認されているのですね。その上で、「自分自身の将来像を語れる」ということもポイントになるんですね。

 

その他には、何か面接で必ず確認することはありますか?

 

 ・N常務
そうですね。最近、当院では職員に対するメンタルケアを重視しています。PT・OT・STの中には、人柄が良くボランティア精神が強いけれどもメンタルバランスが取れていない人が多いです。そうした人たちは、ストレスコントロールができずに、体調を崩してしまう可能性があります。

 

特にPT・OT・STの仕事は、患者さんという「何かしらの悩みを抱えている人」に接するものです。そのため、患者さんの悩みを聞いているうちに、その人のストレスを受けてしまう人も少なくありません。

 

こうしたことから、面接ではストレスの対処法についても必ず確認します。

 

例えば「もし強いストレスがかかったときにどのような対処をしますか?」や「これまで耐え切れないようなストレスを感じたことはありますか?」といった問いかけをします。

 

そうした質問から、応募者のストレスコントロール能力を把握します。具体的には「どれくらいのストレスまでなら耐えられるのか?」「ストレスを解消するまでに、だいたいどれくらいの期間が必要になるのか?」といったことを予測します。

 

当院では、職員のメンタルケアを重視しているため、こうしたメンタルバランスに関することは必ず確認します。そして、入職後の教育などに生かしています。

 

もちろん、ストレスコントロールを完璧に行える人はいません。そのため、当院ではメンタルコントロールに対する社員教育を実施しています。しかし、あまりにメンタルコントロールに問題を抱えている人は、面接で不採用とすることもあります。

 

これから転職するPT・OT・STへ

 ・管理人
そこまで考えて採用選考を行っている組織は少ないですよね。ただ、確かに最近は職員のメンタルケアの重要性がいわれているので、そうした質問を行う人は増えてきているかもしれません。

 

それでは最後に、これから転職をするPT・OT・STに対して経営者としてメッセージをお願いします。

 

 ・N常務
はっきりいって、接遇力と対応力、柔軟性 勉強する意欲があれば細葉選考はほぼ受かります。

 

そして、何度も述べているように「入職する意欲」を伝えることが大切です。そのためにも、ホームページや人とのつながりから、応募先について徹底的に調べるようにしましょう。

 

そうすることが、採用側に自然と入職意欲を伝えることにつながり、評価されることになるのです。

 

 ・管理人
なるほど。採用選考に通るためには、徹底的な下調べが重要ということですね。

 

今回N常務から話を伺うことで、一般的に志望動機などを意識する人が多い採用試験ですが、実際にはもっと根本的な部分を見られていることがわかりました。

 

N常務、お忙しい中で時間を取っていただき本当にありがとうございました。非常に貴重な話を伺えました。きっと、これから転職するPT・OT・STにとって役立つ情報となるはずです。

 

 ・N常務
こちらこそありがとうございました。久しぶりに話ができて楽しかったです。

 

最後に、今回の内容をまとめます。

・採用選考では入職の熱意を伝えることが大切であり、そのためには下調べを徹底的に行うこと
・履歴書では志望動機よりも、写真や文字といったことが重要
・面接当日は10分前には着くようにすること
・面接時は清潔感と感じの良さを意識すること
・履歴書、面接ともに「理念に共感しているか?」ということは大切

これから転職するPT・OT・STは、ぜひ採用選考を受ける際の参考にしてみてください。



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