理学療法士(PT)が小児専門施設へ転職する際に求められる能力

 

理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)などのリハビリ職者が働く場として、身体障害児入所施設や障害児放課後等デイサービスなどの小児専門施設があります。

 

これらの施設では、理学療法士として成人や高齢者を対象にリハビリを行う時とは異なった点に注意する必要があります。

 

そのため、転職する際にそれらの注意点を把握していることは、採用選考が有利になる一つのポイントになります。

 

そこで、今回は理学療法士が小児専門施設で働く際の注意点について述べます。

 

名前をなるべく早く覚える

成人や高齢者でも同様ですが、子どもを対象とする場合は、特に名前やニックネームをできるだけ早く覚えて呼んであげることが大切です。それにより理学療法士と子供の間に親近感が生まれ、子供との会話やリハビリを楽しく行ってくれるようになります。

 

理学療法士の中には、「たかが名前」と思う人もいるかと思いますが、どのような場面でも会話を始めるには必ず名前を呼びます。つまり、名前を知らないと会話もできません。そして、当然ながら会話が行えないと、リハビリを実施することすらできません。

 

子どもとのリハビリで一番大事なことは、「楽しいと感じられる時間」です。そのため、なるべく早く名前を覚えて、コミュニケーションが取りやすい環境を作っていく必要があります。

 

遊びリテーションを取り入れる

理学療法士が成人や高齢者を対象としたリハビリを行う場合は、患者さんの認知能力にもよりますが、目的を説明し理解を得ながら進めていきます。一方、子どもに対してリハビリを行う際は、「何のために行っているのか」ということを教える必要はほとんどありません。

 

子どもは、そうしたリハビリの目的などに興味を示すことはありませんし、説明しても理解できないことがほとんどです。

 

そうしたことよりも、「体を動かすことや人に気持ちを伝えたりすることは楽しい」といった感覚を実感することのほうが、子どもの心身の成長や回復には大切です。

 

そもそも子どもたちにとっては、ベッド上などの決まった場所で指示に合わせながら運動をするといったことは難しいです。そんな環境では、すぐに飽きてしまいリハビリの協力も得られにくくなります。

 

そのため、理学療法士が子どもに対してリハビリを実施する場合には、リハビリを遊びの中に取り込む「遊びリテーション」という考え方を持つことが必要です。

 

遊びりテーションとは、遊びの中にリハビリの要素を取り入れることで、「子供が楽しみながらリハビリを行える」というものです。

 

例えば、運動能力や協調性の向上を目的に、ボール遊びをチーム形式で行ったり、。手指や視覚からの感覚入力や注意力の向上を目的に絵の具を使って手や指で塗り絵などを行ったりします。

 

このように、遊びリテーションの考え方を取り入れることで、子どもが楽しみながら、心身機能の向上を図ることができます。

 

この時に理学療法士は、子どもが楽しくないと感じれば無理にさせてはいけません。子どもは「何のためにこれを行っているのか」という目的は考えていません。そのため、強制的に行わせては、嫌な感覚だけを心に残してしまう可能性もあります。

 

そのため、遊びリテーションは、基本的に子どもの気持ちに合わせて行うようにすることが大切です。

 

保護者との情報交換を行う

一般的に、リハビリを行う上で理学療法士と家族のコミュニケーションが必要なケースは多々あります。そうした中でも、特に小児リハビリでは、理学療法士は保護者と密に情報交換を行わなければなりません。

 

それは、多くの保護者は自分のこと以上に子どものことを気にかけているためです。そのため、保護者と十分なコミュニケーションを取っていないと、保護者から不安感を持たれてしまう可能性もあります。これは、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST) のすべてに共通します。

 

具体的には、保護者に対しては、リハビリの内容やそのときの様子などを伝えます。また、保護者からは自宅での様子や最近好きなこと、嫌いなこと、困っていることなどの情報を聞き、施設での過ごし方やリハビリの方法に反映していきます。

 

そうすることで、保護者の安心感を高めるだけでなく、双方からの情報を活用することで、より効率的なリハビリの実施へつなげることができるようになります。

 

以上に述べたように、小児専門施設では、成人や高齢者を対象にリハビリを行なう際とは異なった点に注意する必要があります。そのことを理解した上で、理学療法士、が小児専門施設へ転職、就職すると、入職後に失敗することが少なくなるはずです。

 

ただ、小児専門の施設は求人数が少なく、転職したいと思っても簡単には求人情報が見つかりにくいです。

 

そうした場合、理学療法士専門の転職サイトを活用することで、小児専門施設の理学療法士求人が見つかりやすくなります。

 

転職サイトでは、専門のアドバイザーがあなたの希望に合った求人情報を探して紹介してくれます。

 

そして、転職サイトのアドバイザーは、インターネットやハローワークに載っていないような「非公開求人」を多く抱えています。そのため、普通では手に入らないような求人情報を紹介してもらえる可能性が高いです。

 

こうした転職サイトの特徴を上手く活用して、小児専門施設の理学療法士求人情報を得るようにしましょう。



リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1〜2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。


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