PT・OT・STの非常勤(パート)転職への不安:リハビリ求人

 

理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)などリハビリ職者に限らず、正社員からパートに変わる人はたくさんいます。これは、女性に多いことです。

 

例えば、「保育園が遅くまで預かってくれないようになった」「子供が小学校に入学する」など、子育てのために、パートに移る人は少なくありません。パートになることで、家事や子供と過ごす時間を確保できます。

 

確かに、パートになると、正社員の時と比べると、拘束時間が短くなります。しかしその分、給料は下がりますし、社会保険などとの関わり方も変わります。そのため、パートになることに対して、不安に思っている人は多いようです。

 

そこで今回は、正社員かパートになる際に感じやすい不安について述べます。

 

お金の不安

正社員のときは、女性であろうと、他の男性と同じ位の安定した収入がありました。しかし、子育てのためにパートになると、そういうわけにもいきません。

 

パートは、正社員と違って月給ではなく、時給や日給になります。正社員のように、決まった日数働いて、一定の給料をもらうのではなく、働いた分だけのお金が支給されるようになります。そのため、収入が安定しない場合が多いです。

 

理学療法士の場合、比較的に時給が高いため、パートでもある程度の収入を得ることができます。

 

しかし、パートの勤務時間は、あくまでも病院側が決めることがほとんどです。そのため、あなた自身がもっと働いて給料をもらいたいと考えていても、病院側にそれ以上勤める必要がないと言われたら、仕事ができません。

 

正社員ではそういうことはなく、決まった給料が安定的にもらえます。出勤した日数や時間で給料が決められることは、ほとんどありません。

 

このようなことから、パートへの移行は、お金の面で心配が出てくるようです。正社員を経験した人がパートに移るときは、給料がどのくらい減るかを事前に研究しておく必要があります。

 

ただ、正社員に比べて、パートになるメリットもあります。その中の一つとして、プレッシャーが少ないことが挙げられます。正社員と違って、パートの仕事は負担が少ないため、育児や家事に余裕を持たせることができます。

 

実際に、正社員からパートに移って仕事中にプレッシャーがなくなって、とても働きやすくなったという人が多いです。

 

税金と保険の問題

正社員で働いている場合は、ほとんどの人が、自分で社会保険を払っています。しかし、パートになると、そういうわけにもいきません。

 

パートで働く際に、「103万円の壁」と「130万円の壁」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。これは、「給与所得控除65万円+基礎控除38万円=103万円」のことを指しています。

 

給料から給与所得控除(法廷の概算額もしくは特定支出控除の特例)を引いた金額を「所得」といいます。所得税は、さらに所得から所得控除(基礎控除、扶養控除、生命保険控除など)を抜いた、「課税総所得」に対して、税率がかけられて計算されます。

 

そのため、控除額が大きければ大きいほど、収める税金は安くなるということです。

 

そのうちの1つに、「配偶者特別控除」というものがあります。これは、妻のパート収入が103万円未満であれば、夫の所得から基礎控除分の38万円が控除されるというものです。そのため、夫の所得にかかる所得税が少なくなります。

 

理学療法士の場合、特にパートの時給が比較的高いため、注意しなければいけません。なぜなら、給料が高くなると、控除額を満額もらえなくなる可能性があるからです。

 

しかし、配偶者控除に関して、105万円のように、少しでも103万を超えたら、控除額がもらえなくなるかというと、そうではありません

 

例えば、パート収入が105万円だった場合、超えた2万円分を引いた36万円が夫の所得から控除されます。この場合に、夫の税率が10パーセントだったとすると、パートの所得が2万円プラスになったのに対して、増えた税金は2,000円です。つまり、頑張って働いた方が断然収入がアップするということです。

 

そのため、「103万円の壁」というものは、あまり考える必要はないといえます。

 

しかし、「130万円の壁」には注意が必要です。パートの収入が130万円を超えた場合、夫の扶養から外れなければなりません。つまり、健康保険料や国民年金保険料などを、妻自身が支払う必要が出てくるということです。

 

このような場合は、手取り額が大きく減ってしまうため、注意が必要です。

 

税金に関しては、会社に相談すると、上手く計算してシフトを組んでくれるところが多いようです。わからない場合は、会社の総務や事務の人に聞くようにしましょう。

 

今回述べたように、正社員からパートになると、気持ち的には楽になる人が多いようです。しかし、その中でも、収入の減少や保険控除の受け取り額の減少などの問題といったことで悩んでいる人も少なくありません。

 

税金や保険などの制度は、難しく、少し勉強したくらいではわからない部分がたくさんあります。そのような場合は、会社の総務や事務、もしくは市役所などに相談すると、丁寧に教えてくれるはずです。

 

パートになる際は特に、税金と保険のことに関しては、しっかり理解しておくことが大切です。知らずに働いていると、後から失敗に気づき、後悔することもあるため、注意が必要です。



リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1〜2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。


注目の人気記事


 ・管理人による転職体験記

理学療法士として、私が実際に転職サイトを利用して転職した経験を述べています。見学の際に感じたことや、失敗した経験から、転職の際に必要だと感じたことなどを詳細に記しています。
管理人による転職体験記

 ・転職サイト利用の流れ

転職サイトを活用するとはいっても、初めて利用する人がほとんどなので「どのような流れで進んでいくのか分からない」という不安が残ります。実際には難しいことは何一つないのですが、どのような手順で進んでいくのかを解説しています。
転職サイト利用の流れ

 ・転職サイトを有効活用する方法

良い求人を見つけ、転職を成功させるときは転職サイトの利用が一番の近道です。しかし、リハビリ関連職者の中でも、転職サイトを利用したことがないという人は多いです。そこで、転職サイトの有効な活用方法について記しています。
転職サイトを有効活用する方法

サイトマップ
HOME 転職体験記 転職サイトとは 転職サイトの流れ 転職サイト活用法 おススメ転職サイト