労働条件を確認し転職の失敗を避けるコツ:リハビリ求人

 

理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)などのリハビリ職者に限らず、転職をする際は必ず労働条件を確認します。労働条件を見ずに転職先を決める人はほとんどいないと思います。

 

しかし、ほとんどの人は給料や休日数などの大きな労働条件は確認しますが、災害補償や作業用品における自己負担の有無などの細かい条件まで見ている人は少ないです。

 

そして実際に働いてみると、そのような細かい条件で苦労することは多いです。そのため、労働条件は給料や休日といったような大きなものだけでなく、小さなものも確認しておくことが大切です。

 

そこで今回は、確認した方がよい労働条件について述べます。

 

法律によって書面での明示が規定されている条件

面接後に内定を受けた後は、入社前に労働条件について細かい説明を求めたり、不明な点を確認したりするのが基本です。このときに遠慮して聞かずに入職すると、後から後悔することになりかねません。

 

ここで注意しなければいけないことは、労働条件に関しては法律によって明示しなければいけない項目が決まっており、それ以外は曖昧になりがちだということです。

 

ただ、以下の項目は法律で書面による明記が規定されています。

 

労働契約の期間

雇用開始日は必ず明記しなければいけない内容です。また、有期雇用契約の場合は、契約終了日や契約更新に関することも記載しておく必要があります。

 

働く場所、仕事内容

働く事業所や部署、配属される場所だけでなく、職種や具体的な仕事内容に関しても明記しなければいけません。

 

始業、就業時間

規定されている勤務時間や勤務交代時間、休憩時間、時間外労働の有無など、労働時間に関することは必ず明記しなければいけないものです。「月平均残業時間」などは、その代表的な例です。

 

休日、休暇

週休日数や休みの曜日、有給休暇数、夏季休暇、年末年始休暇など、休みに関することも必須事項です。

 

賃金

給与やボーナスの仕組み、具体的な計算方法、締め日や支払日、支払方法なども記載する必要があります。

 

退職

定年制や任意退職の扱いなど、退職に関することも明記しなければいけない項目です。

 

以上の6点は、基本的にどのような職場の求人情報にも載っている情報です。そのため、これらの情報を見逃すことは少ないはずです。この項目すら確認せずに転職先として選択するのはかなり問題です。

 

規定があれば明示する条件

今まで述べたものは、基本的には労働条件として明記しなければいけないものです。ただ、それだけでは働く上では不十分であり、入職後に悩むことになりかねません。

 

そのため、以下のような条件も必ず確認するようにしましょう。

 

割増賃金

休日出勤や夜勤などにおいて特別な割増率を定めている場合は、その割増率と締日、支払日を確認しておきましょう。

 

通勤交通費

これは多くの求人情報に記載してありますが、法律によって定められているものではないため、載っていないところもあります。交通費支給がある場合は、「全額支給であるのか」「上限があるのか」などを確認することが大切です。

 

手当、昇給、退職金など

退職手当や残業手当、その他の手当てに関することが載っていない求人は多いです。これらは、入職して多くの人が気になる項目です。そのため、事前に確認しておくことをお勧めします。

 

研修、試用期間

大半の職場で、研修期間や試用期間というものがあります。これらの期間であっても条件が変わらないところもありますが、多くの場合は労働条件が異なります

 

このことを確認しておかないと、入職後に数ヵ月間、思っていたより給料が少なかったということになりかねません。必ず研修、試用期間の有無と、そのときの労働条件について確認するようにしましょう。

 

休職

傷病や出産、育児、介護などが理由の休職は、各職場によって異なります。いざというときに困らないように、事前に確認しておきましょう。特に、これから出産しようと考えている人や、すでに介護を行わなければいけないような人は必ず確認が必要な項目です。

 

契約更新

契約社員や労働契約期間が定められている場合は、更新に伴う判断基準を確認しておくようにしましょう。

 

転勤や異動

業務上の都合による、転勤や部署移動などの可能性も確認しておく必要があります。場合によっては県外への転勤もあります。その際の家賃や帰省費の支給有無などもしっかり聞いておきましょう。

 

今回述べたように、一般的に確認されるような労働条件以外でも、事前に確認しておかないと入職後に知って後悔するようなものがあります。

 

そうならないためにも、以上の項目程度は確認しておくようにして下さい。



リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1〜2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。


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