PT・OT・STが転職面接前に行うべき準備:リハビリ求人

就職や転職試験において、面接の内容は採用に大きな影響を与えます。そのため、面接を上手く行うことは、転職の際の重要なポイントになります。

 

ただ、多くの人は面接を苦手としてします。さらに、面接に備えて行うべき準備をしていないばかりに、面接で失敗する人は少なくありません。そうしたことを避けるためにも、面接を受ける前には、必要な物や情報を揃えておく必要があります。

 

また、面接の前日には、服装や当日必要な持ち物などの確認を行うことが大切になります。

 

そこで今回は、「PT・OT・STが転職面接前に行うべき準備」について解説します。

 

面接の前に必ず準備しておいた方が良いもの

面接の際には、「必ず用意しておいた方が良いもの」と「準備しておくと便利なもの」があります。

 

そこでまずは、面接のときに必ず必要なものについて述べます。

 

履歴書

履歴書は、面接のときに必ず必要になります。むしろ、面接前の見学時に持っていってもいいくらいです。実際に、「見学の時に経営者と意気投合して、そのまま面接を受ける」ということもよくあります。

 

私も最初の転職時において、施設見学に行く前には全く就職する気はなかったのですが、「見学中に経営者と話が盛り上がり、そのまま就職した」という経験があります。

 

そうした履歴書ですが、基本的には手書きの方が望ましいです。しかし、社会人が転職のする時はパソコンでも問題ありません。また、字が汚いと相手に悪い印象を与える可能性があるため、そのような場合はパソコンを使った方が無難でしょう。

 

逆に、字がきれいな人は、手書きで書くことで評価されることもあります

 

さらに、履歴書には証明写真が必須です。証明写真は、清潔な格好できちんとした場所で撮影したものを使用した方が良いでしょう。写真の写り方によっては、それだけで採用担当者に悪い印象を与えたりする場合もありますので、注意が必要です。

 

そして、履歴書内の職歴欄には、簡潔な職歴を書いても問題ありません。詳しい職歴に関しては、職務経歴書に記載するのが適切です。

 

最後に、志望動機を必ず書くようにしてください。志望動機は、ほとんどの面接で聞かれます。適当に書くのではなく、頭の中でしっかり整理したものを記載して下さい。そして、面接で聞かれてもはっきり答えられるようにしておくことが大切です。

 

筆記用具

面接時に意外と忘れがちなのが、筆記用具です。しかし、面接の際に筆記用具を準備しておくことは必須です。

 

なぜなら、面接の場面では「実際に働き始める時期」や「出勤初日に準備するもの」「給与面の条件」など、さまざまな情報を口頭で伝えられます。その際に、メモする筆記用具を準備していないと、慌てることになります。

 

実際に私は、筆記用具がなくて困った経験があります。普段からメモをとる癖がないため、面接の時も筆記用具を準備していませんでした。しかし、あまりの情報量に、結果的に筆記用具を借りることになってしまいました。

 

このような失敗をしないためにも、必ず筆記用具は準備するようにして下さい。

 

職務経歴書

職務経歴書とは、「スキルシート」とも言われ、就職先によって提出が求められるところがあります。簡単にいうと、「今までどのような経験をしてきたか?」ということを記載するものになります。

 

私の経験や知人に聞いた範囲では、PT・OT・STなどのリハビリ関連職で、職務経歴書が求められることは少ないです。しかし、提出が必要になることもありますので、どのようなものかだけでも理解しておくようにしましょう。

 

実際の中身は、「簡潔にわかりやすく書くこと」がポイントです。

 

このように、面接の前には、必ず履歴書と筆記用具は準備するようにして下さい。また、面接時に質問する内容は必ずまとめておくようにしましょう

 

特に、面接時には年収や残業、祝日の扱いなど、働くにあたっての条件面をはっきりさせておくことが大切です。そのような条件を明確にしておかないと、働き始めてから「思っていた条件と違っていた」というようなことになりかねません。

 

実際に、「聞いていた年収と違っていた」ということはよくあります。いわゆる転職後の「ミスマッチ」と呼ばれる状況です。

 

こうしたミスマッチをを避けるためにも、収入や休日などの大事な条件に関しては、しっかり書面上で確認し、控えを保管しておくようにして下さい。また、転職サイトを利用すると、最初から条件面に合った就職先を紹介してくれるため、失敗することが少なくなります。

 

面接前に得ておくべき情報

就職説明会などで詳しい情報を聞く、新卒時の就職と違って、転職の際は求人広告を頼りに転職先を選ぶ人が多いです。そして、ハローワークや求人サイトに載っている大抵の求人情報は、記載されている会社(病院、施設)の情報量が少ないです。

 

また、載せてある情報も、さまざまな雇用形態や給与の仕組みなど、その企業特有の用語や略語表現で記載されています。そのため、理解しにくいものも少なくありません。

 

そのため、求人広告の情報だけで、なんとなくその会社のことを理解したつもりで就職すると、転職後に「思っていたことと仕事内容が全然違った」「ボーナスの支給が行われなかった」といったミスマッチが生じる可能性が高くなります。

 

確かに、求人情報への応募はできるだけ早くしたいものです。当然ながら、あなたより先に他の人の就職が決まってしまえば、あなたはその病院や施設への転職ができなくなります。

 

こうしたことから、その病院や施設について詳しく調べることなく、応募する人も多くいます。

 

しかし、病院や施設について調べるのは、たとえ応募後であっても大丈夫です。なぜなら、情報収集は面接前までに行えば間に合うからです。そもそも、応募の段階では就職が決まっていなため、こちらから断ることもできます。

 

また、面接前までに会社の情報を得ることで、あなたのアピールポイントが見つかることもあります。

 

例えば、理学療法士として、整形外科のクリニックに転職希望を出していたとします。そして、あなたは小学校から現在まで、趣味で野球を行っています。そして、もし希望先の病院に来る患者さんに野球選手が多い場合、あなたの野球経験はアピールポイントになります。

 

このことは、希望先の病院の情報を調べないとわからない情報です。当然ながら、こうした情報は求人広告には載っていません。

 

さらに、希望先の病院についてしっかりと情報収集しておくと、採用担当者に「よく調べている」「本気で当院への就職を希望している」と捉えられ、入社意欲を評価されることもあります。

 

このような意味でも、面接前に希望先の情報を得ておくことは大切です。

 

応募先の病院や施設に関する仕事内容は、直接電話で問い合わせても問題ありません。しかし、事業内容や規模、役員構成、評判などの会社情報は、別の方法で調べた方が良いでしょう

 

どのような場合であっても、社外の人に細々と自分たちの病院の情報を聞かれて、良く思う人はあまりいないはずです。

 

そのため、細かい情報は以下の方法で調べるようにしましょう。

 

書籍、業界紙、資料

最新の業界に関する本などは、書店で購入できます。もしくは、図書館などでも調べることができます。

 

書籍や業界紙では、細かい情報を得ることが難しいかもしれませんが、業界全体の動向を知るのには最適です。特に大手企業の場合、社内報まで見ることができる場合もあります。ただ、中小企業に関しては、あまり有益な情報は入らないことが多いです。

 

インターネット

病院がホームページを持っている場合、そのホームページを見ることも情報収集の1つの手段です。ホームページからだけでも、その病院の雰囲気を何となく掴むことができます。

 

また、社員が書いているブログなどをチェックすると、意外な情報が得られたりします。

 

法務局

法務局では、登記簿を見ることができます。登記簿には、商号や本店住所、設立年月日、事業内容、資本金、役員構成などが載っています。そして意外と知られていませんが、登記簿は誰でも閲覧することができます。

 

登記簿を事前に確認しておくことで、怪しげな病院や会社でないかを調べることができます。

 

人脈

知人や友人などからの口コミも貴重な情報です。特に、すでに働いている人からの情報は、信頼性が高く有益なものが多いです。また、ある程度、医療・介護業界での経験がある人からは、さまざまな業界事情を教えてもらうことができます。

 

しかし、いくら医療・介護業界の人だからといって、人から聞いた話をそのまま信じるのは問題です。得た情報をあなた自身で吟味して、就職活動に利用することが大切です。

 

現場訪問

実際に、希望先の病院や施設の周りを見に行くことも大切です。

 

例えば、出勤時間や退社時間などに、みんなが帰っているかなどをチェックします。これは、その病院や施設の残業状況を確認することにつながります。

 

求人情報に、「残業0時間」と書いてあっても、本当のところはどうかわかりません。そこで、実際に現場を確認することで、社員が時間通りに退社しているかどうかがわかります。また、そのときの社員の雰囲気なども感じることができます。

 

さらに、家から会社までの時間を把握するという意味でも、一度は現場を見に行くことをお勧めします。

 

面接前日に確認すべきこと

面接を受ける前には、必要なモノや情報を準備しておくことが大切です。ただ、準備が万全の状態であっても、面接当日までは気を抜いてはいけません。

 

特に面接前日には、面接を受けるための最終確認を行う必要があります。そこで以下に、面接前日にチェックすべきことについて記します。

 

服装、身だしなみ

面接に対する準備としては、面接の質問に対する回答などを重要視している人が多いです。ただ前日には、そのようなものではなく、服装や身だしなみや持ち物の確認が大切になります。

 

面接の前日は、質問に対する答えなどは軽く見直す程度にしておき、服装などの最終確認に力を入れるようにしましょう。

 

面接の回答などを見直し過ぎると、逆に意識して緊張が強くなる可能性があります。また、「本当にこのような回答で大丈夫だろうか?」「上手く話せるだろうか?」などの不安が生まれる可能性もあります。そのため、前日にはあまり面接の内容について神経質になり過ぎないようにしましょう。

 

以下に服装、身だしなみの具体的なチェックポイントを記します。

 

・髪の毛の色
・スーツのシワ
・カバンや靴の汚れ
・体臭や口臭
・唇や肌の荒れ

 

以上のことは、前日に確認して気づけば修正することができます。必ず確認して問題がある場合は対処するようにしてください。また他にも、「身に付けていく腕時計は派手すぎないか?」「カバンは目立ち過ぎないか?」といったこともチェックしましょう。

 

面接前日は、まず清潔感を意識することが大切です。その上で、面接担当者にとって不快感や違和感を与えないように、アクセサリーやカバンにも配慮するようにしてください。

 

そして、もし家族と一緒に住んでいるのであれば、家族の人にチェックしてもらうようにしましょう。

 

当日必要な持ち物

人間は、いくら大切な用事であっても忘れ物をする生き物です。必ず、前日のうちに当日必要な物を確認し準備しておきましょう。

 

特に女性であれば、面接当日は、汗をかいて化粧が崩れるなど、身だしなみを整える必要が出てきます。そのため、ハンカチや化粧直し道具、ストッキングなどの替えなどは必ず忘れないようにしてください。

 

また、携帯電話の充電切れにも注意して下さい。前日には、携帯電話の充電を忘れずに行うようにしましょう。

 

もし面接会場に向かうまでの電車やバスなどでトラブルが発生した場合、企業側に電話をしなければいけません。その際に電源が入らないと、相手に状況を知らせることができません。そうなると大きな迷惑をかけることになります。

 

ほとんどの企業は、そのようなトラブルの場合でも、連絡さえしていれば配慮してくれます。しかし、電話での一報もなければ、そのまま不採用となる可能性もあります。

 

そのような事態を避けるためにも、必ず携帯電話の充電は確認しておきましょう。また、予備のバッテリーを事前に準備しておくことも一つの手段です。

 

以下に、持ち物に関するチェックポイントを記します。

 

・企業のホームページ、求人情報の控え(企業の連絡先や住所が載っているもの)
・面接会場までの地図
・履歴書等の必要書類
・携帯電話
・筆記用具
・スケジュール帳
・ハンカチ、ティッシュ
・化粧品やリップクリーム、デオドラントスプレーなど
・ストッキングの替え

 

今回述べたように、PT・OT・STは面接を受ける前に、さまざまな準備をしておくことが大切です。こうした事前の準備が、あなたの就職・転職面接を成功させることにつながります。


リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1〜2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。


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