PT・OT・STが内定を受けた後の行動におけるポイント

理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)などのリハビリ職者に限らず、転職活動において、内定後の対応で悩んでいる人は少なくありません。

 

そこで今回は、「PT・OT・STが内定を受けた後の行動におけるポイント」について解説します。

 

内定後の対応方法

PT・OT・STの中には、「内定をもらったが入社するかどうか悩んでいる」という人もいます。

 

実際に面接を行い、内定をもらったが改めて考えると条件が希望と合っていなかったり、転職自体を考え直したりするということもあります。そのような場合に、どのように対応することが正しいのかを知っておくことは大切です。

 

そして、一般的に言われる内定には2段階あります。それは、内定と内々定です。理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者に限らず、内定と内々定の違いを理解していない人は多いです。

 

そこで以下に、内定と内々定の違いを踏まえて、内定決定後の対応方法について述べます。

 

内定と内々定の違い

内定と内々定の違いは、労働契約の違いにあります。

 

内定は正式な労働契約であり、契約の成立は双方が合意したときのみになります。これは一般的には「始期付解約権留保付労働契約」と呼ばれる正式な労働契約になります。

 

そのため、内定取り消しなどを企業側が行うことは、社員を解雇することと同じ意味を持ちます。

 

一方で内々定は、企業側からの採用予定通知書であり、労働契約が締結されていない状態です。多くの場合は内定と同じ意味を指しますが、ポイントは労働契約が成立していないということです。そのため、労働契約による拘束関係が発生しません。

 

内定と内々定には、このような違いがあることを理解しておきましょう。

 

内々定後は返答することが大切

今まで述べたように、内定と内々定には労働契約が成立しているかどうかという違いがあります。理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者でも多くの場合は、いきなり内定が決まることはありません。

 

病院などの企業側から内々定通知が届いた後、労働契約を交わすことがほとんどです。そのため、多くの人が内定だと考えていることは、正確には内々定であるといえます。

 

そのような内々定の通知は、電話もしくは郵送で伝えられます。

 

その際に入社を迷っている場合は、まずはそのことを相手側に伝えることが大切です。そして、会社側がいつまで待ってくれるかを確認し、その日までには必ず返答するようにしましょう。また、もし連絡が遅れる場合は、詳しく事情を話すようにしてください。

 

第一報は、電話で行うことをお勧めします。ただ辞退する場合などは、電話では気まずいと思う人も少なくありません。そのときはメールでも問題はありません。

 

一番やってはいけないことは、迷っているときに連絡もせずに返答を先延ばしにすることです。相手にとっても迷惑ですし、あなたの評価自体を下げることになりかねません。

 

そして、内々定を受けると決めたら、できるだけ早く必要書類を送るようにしましょう。企業側は、口頭ではなく書面で確認して始めて「内定」とみなします。そのため、書類が来るまでは安心できません。

 

入社日を交渉する

転職活動は在職中に行っている人が多いため、「入社日をいつにするか?」ということに悩む人は少なくありません。入社時期は、面接試験も通過しいざ内定となったときに必ず聞かれる質問内容です。

 

そこで今回は、転職時の入社日を交渉する際のポイントについて述べます。

 

基本は1ヵ月後

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者の多くは、働きながら転職活動を行います。そのため、内定が決まったからといって、翌日から転職先に入職することができるかというとそうではありません。

 

退職可能な日は、法律上では退職届を提出してから2週間後とされています。一般的には、仕事の引き継ぎなどを考慮して、遅くても退職希望日の1ヵ月前には退職届を出します

 

また、管理職であれば退職希望日の2〜3ヵ月前には退職届を出すことが通常です。このような規定は、会社の就業規則に記載してあるため必ず確認しておきましょう。とにかく、いくら新しい職場に転職するといっても、前職を辞めるときに会社に迷惑をかけないことが最低限のマナーです。

 

このようなことからも、入社日は1ヶ月後とすることが一般的です。相手側も、以上のような事情は理解していますので、それ以上早い入社は期待していない場合がほとんどです。

 

逆にあまりに早い入社は「何か問題があって早く退職させられたのではないか?」「後任への引き継ぎを曖昧に行うような人物ではないか?」などの疑いを抱かせる可能性があります。そうならないためにも、もし1ヵ月以内の入社を希望する場合は、その理由を明確に述べるようにしましょう。

 

1ヵ月以上先になる場合

今まで述べたように、1ヶ月後の入社というものが理想ではあります。しかし、状況によっては1ヶ月後までに退職できないということもあります。

 

例えば理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者であれば「担当している新人の教育期間が後2カ月残っている」など、自分自身が関わっている企画が終了してから退職したいという場合もあります。

 

そのようなケースでは、事情を話せば相手側も納得してくれる場合が大半です。

 

ただ、入社日を延ばすにしても3ヵ月以内が常識の範囲になります。そのため、3ヵ月までなら十分に交渉は可能です。それ以上になると企業にかかる負担が大きくなるため、断られる可能性が高くなります。

 

基本的に求人を出しているということは、人材が足りていないということです。できるだけ早く人員を確保したいと考えているところが多いため、あまりに入社日が遅いと、その日までの人員配置が難しくなる可能性があります。

 

そのため、よほどの事情がない限りは3ヵ月以上待ってくれる会社は少ないでしょう。

 

今回述べたように、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者に限らず、会社からの内々定通知が届いた場合は、どのような状況であっても返答をすることが大切です。常にあなたの状態を伝えることで、相手に迷惑をかけないようにしましょう。

 

ただそうは言っても、そのような返答が苦手という人もいます。 そういった場合は、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者専門の転職サイトを利用することも一つの手です。

 

転職サイトに登録すると担当のアドバイザーが付き、そのような企業との対応を全て行ってくれます。そのため、あなたが返答で気まずい思いをすることもなくなります。

 

また、入社日を交渉する場合は、3ヶ月以内にすることが大切です。


リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1〜2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。


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