PT・OT・STが転職するメリット・デメリット:リハビリ求人

理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)などのリハビリ職者に限らず、転職を行う場合には、転職することで得られる条件面に関するメリットばかりを考えている人が多いです。

 

例えば、「職場が変われば給料が高くなる」「転職すれば、今の面倒な人間関係がなくなる」といったものです。ただ、転職によって得られるメリットは、そうした労働条件に関することだけではありません。

 

また当然ながら、転職することにはメリットだけでなくデメリットを伴う可能性もあります。そのため、転職する際には、メリットとデメリットの両面を考慮した上で行動することが大切です。

 

メリットとデメリットの両面を理解した上で転職すると、あなたにとって後悔のない転職を行うことができます。

 

そこで今回は、「PT・OT・STが転職するメリット・デメリット」について述べます。

 

PT・OT・STが転職によって得られるメリット

PT・OT・STに限らず、転職することで得られるメリットはたくさんあります。そしてそれは、給料面などの労働条件だけではありません。

 

そこで以下に、転職することで得られるメリットについて記します。

 

PT・OT・STとしての視野が広がる

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者が活躍する場としては、総合病院や整形外科クリニック、デイサービス、スポーツクラブといったように、さまざまなところがあります。

 

当然、働く場所が違えば、対応する患者さんの特徴も変わりますし、仕事内容も変化します。

 

しかし、全ての職場に共通していることは「人を視る仕事」だということです。つまり、PT・OT・STは、体の機能はもちろんのこと、その人の趣味など、生活面にも関わっていかなければなりません。そのため、幅広い視点で、その人を捉えることが大切になります。

 

そして、転職を行ってさまざまな職場を経験することで、人を視る視野を自然と広げることができます。

 

例えば、整形外科クリニックでは、ほとんどの場合、患者さんの身体機能を中心にリハビリを行います。一方、訪問リハビリなどの現場では、そのような運動能力だけでなく、椅子やベッドの高さ、手すりの位置など、よりその人の生活面に対してもアプローチします。

 

このように、同じリハビリ関連職といっても、働く現場によって経験できることや学べることが全く違います。

 

そのため、今まで働いていたところと違う分野の職場に転職することで、PT・OT・STといったリハビリ関連職としてはもちろんのこと、人間としての視野を広げることができます。

 

PT・OT・STとしての気づきが多くなる

また、転職し職場が変わることで、今まで当然だと思っていたことが、他では当たり前ではないことに気づきます。同じリハビリ関連職といっても、職場によって求められるものはそれぞれ異なります。

 

例えば、ある病院では物理療法は専属のパートがいるためリハビリ職者が関わることはありませんでした。しかし、転職した先では、スタッフ数が少ないため「担当患者さんの対応だけでなく、物理療法や受付業務なども行わなければいけない」ということはありえます。

 

つまり、転職する前は、患者さんに対するリハビリしか求められていなかったのに、転職後は、受付業務や物理療法業務まで覚える必要が出てきます。

 

そうなると、今まで物理療法を他のスタッフに行ってもらい、リハビリに集中できていたことが、恵まれた環境であったことに気づくことができます。そしてその結果、現状にも感謝しながら働くことができるようになります。

 

さらに、人は「当然だと思っていたことが当たり前ではないことに気づく」ことで、他の事に関しても、さまざまな気づきが起こるようになります

 

その結果、人間性の向上はもちろんのこと、業務の改善にもつながり、周りからも評価されるようになります。

 

PT・OT・STが転職によって起こりえるデメリット

PT・OT・STは、転職することで「視野を広げたり多くの気づきを得たりすることができる」というメリットが得られる可能性があります。その一方で、転職することによって起こりえるデメリットもあります。

 

そこで以下に、PT・OT・STが転職することで起こりえるデメリットについて記します。

 

前職場スタッフとのつながりが無くなる可能性がある

転職する際は、ほとんどの人が、勤めている職場を円満退職したいと考えています。それは、転職という活動だけでも大変であるのに、退職の時点で揉めてしまうと、さらに負担が大きくなってしまうためです。また、できるだけスムーズに退職することで、転職先への就職も円滑に進みます。

 

ただ、たとえ円満退職が実現したとしても、退職後は前職場のスタッフとの関係は疎遠になります。これは、在職中に良好な人間関係を築いていた場合でも同様です。

 

あなたは、転職した後には、新しい職場での人間関係作りに努力しなければいけなくなります。そうなると、どうしても前職場におけるスタッフとの関係を維持することは難しくなり、その結果、前職場との関係も薄くなります。

 

そうは言っても、今まで形成してきたつながりをできる限り活かしていけるように、円満退職を目指すようにしましょう。

 

特に、前職場の仲間と喧嘩別れなどをすると、必ず後から後悔します。あまり仲が良くなかったスタッフとも、退職前は関係を修復する位の気持ちで接するようにしましょう。そのような心構えは、今後の人生に良い影響をもたらすはずです。

 

PT・OT・STとしての生涯収入が下がる可能性がある

転職は、回数を重ねれば重ねるだけ、生涯年収は下がっていくとされています。

 

中には、ヘッドハンティングや、需要が高い地域に転職することで、年収が上がり続ける人もいます。ただ、基本的には、転職が多くなるほど、収入の伸びは期待できなくなります。

 

当然、同じ職場で長年働き続けると、管理職や重要な仕事を任せられやすくなります。そのため、順調に出世していく可能性が高くなります。

 

一方で転職を繰り返してしまうと、新しい職場では毎回「新人」という立場から始まります。そして、転職を繰り返すと、「仕事に慣れてきたら、また転職して次の職場で一から地位を気づいていく」という過程を続けることになります。

 

そうなると、どうしても出世しづらくなり、年収が上がりにくくなってしまいます。

 

こうしたことは、生涯年収などをあまり気にしていないような人にとっては、何も問題ないかもしれません。ただ、年収を上げたいと思って転職する場合は、今後のキャリアプランを再検討した上で、行動するようにすることが大切です。

 

信用が低くなる可能性がある

転職を繰り返すと、ローンなどを申請する際に、審査が厳しくなる傾向にあります。

 

一般的に、定職に就いている人であれば、返済能力があると考えられます。その一方で転職を繰り返している人の場合、またいつ仕事を辞めるかわからないような状態であるため、貸す側としてもリスクが高いです。

 

そのため、住宅ローンや車のローンなどを組もうと考えている人は、転職前に、もう一度このようなリスクを検討する事が大切です。

 

今回述べたように、転職する際は、得られるメリットだけではなく、逆に転職することで起こる可能性があるデメリットもあります。そのことを考慮した上で転職を行わないと、後から後悔することになりかねないため注意が必要です。

 

転職する際には、メリットとデメリットの両面を考慮した上で行動するようにしましょう。


リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1〜2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。


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