PT・OT・STが交渉して給料アップを成功させる3つのポイント

理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)などのリハビリ職者が転職する際に、転職先の条件として「高収入」を挙げる人は少なくありません。

 

特に結婚して家庭を持つ男性のPT・OT・STは、家族を養うためにある程度の収入が必要になります。そのため、今働いている職場や転職先には、年収の高さを求める人が少なくありません。

 

しかし、実際にPT・OT・STで、給与交渉を行う人はあまりいません。また交渉を行っても、「入職後の実績によって考慮します」「あなたの働き具合を見て考慮します」といったような曖昧な言葉を間に受けて失敗する人は少なくありません。

 

そこで今回は、「PT・OT・STが交渉して給料アップを成功させる3つのポイント」について解説します。

 

交渉する相手を間違わない

PT・OT・STが現職場や転職先に給与交渉をする際には、いくつか注意しなければいけないことがあります。その中でも、まず意識しなければいけないことは「交渉する相手を選ぶ」ということです。

 

給与交渉をする際には、PT・OT・STの給与を左右する程の力がある人物」に対して行わないと意味がありません。

 

例えば、リハビリテーション科の科長といったような中間管理職などは、スタッフの給与に関してほとんど関与していません。そのため、こうした中間管理職者に給与交渉を行っても、給与や年収に反映されることは基本的にありません。

 

つまり、転職の面接時にしても現職場での給与交渉にしても、中間管理者に年収の交渉をしても、給与が上がる可能性は低いといえます。

 

ただ、実際の転職面接時には、中間管理職者が面接担当をする職場は多いです。そのため、そうした場合には、あまり熱心に給与交渉を行っても、大きく条件が変化することは少ないと考えてください。

 

給与交渉をする場合には、通常であれば、経営者もしくは統括責任者といったような経営に関わっている人物に対して行わなければいけません。

 

ですが、職場によっては、中間管理職者などであっても給与に影響を与えることができる場合もあります。つまり、PT・OT・STが給与交渉を行う際の第一歩は、「給与交渉を行うべき人物を見極める」ということだといえます。

 

実績を提示する
PT・OT・STが給与交渉を行う際には、まずは「給与交渉する相手を見極める」ということが大切です。そして、交渉する相手を見極めた後は、実際に希望する年収を伝えて給与交渉を行います。

 

ただその際には、当然ながら提示する希望年収の根拠を提出する必要があります

 

例えば、あなたが「何となく年収400万円を超えたいから」といって年収400万円を希望しても、間違いなくそうした交渉は上手くいきません。一方で、あなたがPT・OT・STとして「年間でいくらの収益を病院にもたらすことができる」ということを提示した上で交渉すると、相手も給与を考慮してくれるはずです。

 

しかし、ただPT・OT・STとしての売上を提示しても、基本的には給与が上がることはありません。なぜなら、他のPT・OT・STは、あなたと同じだけ働いて、病院に対して同程度の収益をもたらしているからです。

 

つまり、あなたが高い給与をもらうためには、「他のPT・OT・STとの違い」を示す必要があります。その際に重要になるのが実績です。

 

例えば、「大学院を卒業して修士・博士を取得している」「リハビリ専門雑誌への寄稿を行っている」「今まで○○本、研究論文を書いた」などは、最も提示しやすい実績です。

 

ただ実際には、PT・OT・STが給与交渉をする際には、病院の利益に直接関係するような実績を示すことが重要になります。基本的に経営者は、修士・博士の有無や論文実績など、専門職に特化したことを提示されても、そのことに対してあまり価値を感じません。

 

一方で、「以前の病院で○○といった取り組みを行うことで、リハビリテーション科の売上を年間□□万円上げました」といったように、病院の売上に直結するような実績であれば、経営者は興味を示すようになります。

 

しかし、そうした実績は、実際のデータを提示することができないため、信用してもらうことが難しいかもしれません。そのため、一番確実なのは、「入職後に私の行動によってリハ科の売上を年間で××円伸ばしたら、給料を△△円上げてください」というように、「成果報酬型」の契約を交わすことです。

 

この場合、入職時には給与が上がることはありませんが、あなたの頑張り次第で1年後に収入を高くすることができます。

 

こうした成果報酬型の契約を交わすことで、実際の現場における実績を提示することができるようになるため、給与交渉が成功する可能性は高くなります。ただ、注意しなければいけないことは、実績を残さないと給与は上がらないため、あなたの実力と努力が大切だということを理解しておいてください。

 

このように、どのような形であっても、PT・OT・STが給与交渉を行う場合には、提示する収入に見合った実績を提示することが重要になります。

 

交渉内容を書面化する

PT・OT・STが給与交渉を行う際には、相手を見極めたうえで、希望年収に見合った実績を提示することが大切です。

 

そして、そこまで行った後に忘れてはいけないことは、交渉内容を書面化して残しておくことです

 

このように、何であっても契約を交わす際には、必ず「双方が同意した」という記録を残しておかなければいけません。中には、実際に約束した成果を出しても「そんな話はしていない」といったように話を濁されることもあります。

 

そうしたことを避けるためにも、必ず契約内容は書面化して残すようにしてください。そして、お互いのサインや印鑑を押して、しっかりと双方で保管しておくようにしましょう。

 

今回述べたように、PT・OT・STが給与交渉を行う際には、「交渉する相手を見極めること」「実績を提示すること」「契約内容を書面化すること」の3つを意識して行うことが大切です。

 

ただ、そうした給与交渉が苦手な人は、転職時の給与交渉であれば転職サイトを活用することもお勧めです。

 

リハビリ職者専門の転職サイトに登録すると、担当のアドバイザーが付くことになります。そして、アドバイザーは、あなたの転職先に対して給与を初めとした条件面の交渉まで行ってくれます。

 

そのため、転職サイトを活用することで、あなたが直接転職先に話をすることなく給与交渉を行うことができるようになります。

 

転職時に給与交渉を行う際には、こうした転職サイトのアドバイザーを利用する方法も有効だということを知っておいてください。


リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1〜2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。


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