PT・OT・STが強みをアピールして転職で成功するポイント

理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)などのリハビリ職者が転職を成功させるためには、いくつかのポイントがあります。

 

その中でも、「自分自身の強み」をアピールすることは非常に重要になります。

 

特に転職活動の中でも、面接時に強みをアピールすることで、面接担当者に対して強い印象を与えることができます。その結果、高評価につながり、転職の成功につながります。

 

そのため、PT・OT・STが自分自身の強みを理解してアピールできることは大切です。

 

そこで今回は、「PT・OT・STが強みをアピールして転職で成功するポイント」について解説します。

 

アピールすべきポイント

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者が転職で成功するために、自分自身の強みをアピールすることは重要です。

 

そして、転職活動時にPT・OT・STがアピールすべきポイントは大きく分けて「管理能力」「知識・技術」「実績」「ビジネススキル」の4つがあります。以下に、それぞれのアピールポイントについて解説します。

 

管理能力

あなた自身が、今まで管理職者の経験があるのであれば、転職活動時の強みとなります。

 

病院や施設に限らず、職場における管理職者の役割は非常に重要です。管理職者は、経営陣と一般職の仲介者となります。そのため、経営者の指示が職員へ上手く通るかは管理職者の能力にかかっています。

 

また、経営陣は現場に出る機会が少ない場合が多いため、一般職員の評価を行うことが難しくなります。

 

その結果、適切な人事などを行うことが難しくなります。そうした場合に、管理職者が経営陣に対して一般職員の働きや能力を伝えることで、リアルな現場の情報を元とした人事を行うことができるようになります。

 

そうなると、結果的に経営がスムーズに行えるようになります。

 

そのため、病院や施設の経営者の多くは、常に優秀なPT・OT・STの管理職者を探しています。

 

このような理由から、あなたが管理職者の経験をしたことがあるのであれば、転職活動時にアピールすることで、高評価を受ける可能性が高いといえます。

 

知識、技術

PT・OT・STはリハビリの専門職者です。そのため、リハビリに関する知識や技術は、転職活動時における1つのアピールポイントになります。

 

特に、後輩や部下に対して、マナーや専門知識・技術などの教育を行った経験がある場合は、積極的にアピールすべきです。

 

PT・OT・STは学校卒業後に国家試験を受けて就職しますが、就職したての頃は、社会人としても専門職としても経験がないため知識も技術も未熟です。そのため、必ず教育を行わなければいけません。

 

そして、こうした教育は大切ですが、非常に難しい上に時間や人件費などのコストがかかります。そのため、実際に教育経験を持つPT・OT・STが入職すると、人材育成にかかるコストを削減できるようになります。

 

こうした理由から、あなたが今まで後輩や部下の教育を経験してきたのであれば、転職活動時にアピールすべきだといえます。

 

実績

転職活動時に最も評価されやすいものが「実績」になります。ただ、一言で実績といっても、さまざまなものがあります。

 

例えば、PT・OT・STであれば、今まで掲載された論文やセミナー講師の経験などは、転職活動時にアピールできる実績になります。特に、経営者が医者であれば、研究実績などは評価されやすいポイントになります。

 

このように、記録として残っている実績は、採用担当者が客観的に評価しやすいものであるため、評価対象となりやすいです。

 

そのため、論文などの実績がある場合には、転職活動時に強みとしてアピールするようにしましょう。

 

ビジネススキル

PT・OT・STが転職する病院や施設には、職員にビジネススキルを求めているところもあります。

 

病院や施設というと、一般的には「潰れにくい」というイメージがあります。確かに、飲食店などと比較すると経営は安定しやすいといえますが、病院や施設であっても、経営難に陥ることはあります。

 

そのため、病院や施設でも売上を上げるためのビジネススキルを持った職員は必ず必要になります

 

こうした理由から、専門職であるPT・OT・STであっても、ビジネススキルは転職活動時に強みの一つとしてアピールすべきポイントだといえます。

 

アピールする際のポイント

PT・OT・STは転職活動時に強みをアピールすることで、転職に成功しやすくなります。しかし、「とにかく持っている強みをアピールすればいい」というわけではありません。転職時に強みをアピールするためにはいくつかのポイントがあります。

 

そこで以下に、強みをアピールするためのポイントを記します。

 

アピールする相手を選ぶ

PT・OT・STが転職活動時に強みをアピールする際には、「アピールする相手」に注意することがポイントになります。

 

例えば、あなたが専門職としての知識・技術を強みとしているとします。そうした場合に、面接担当者が医師やリハビリ職の管理者、もしくはリハビリに力を入れている経営者であれば、そうした能力をアピールすることで高評価を受けることができます。

 

一方で、面接担当者がリハビリに興味を持っていない経営者や人事部の職員であった場合、いくらあなたの専門的な技術や知識をアピールしても評価につながることはありません。

 

その他にも、あなたがビジネススキルについてアピールしたいと考えている場合でも、病院の経営に全く関係していないリハビリの管理職者職が面接担当であれば、高評価につながることはありません。

 

このように、転職活動時には、あなたの強みをアピールすることは大切です。ただ、アピールする際には、アピールする相手を選ばなければいけません。

 

もしアピールする相手を間違うと、逆に低い評価を受けることになりかねないため注意が必要です。そのため、転職活動時には、このような「アピールする相手を見抜く力」も非常に大切な能力だといえます。

 

記憶に残ることが大切

転職だけでなく何事にも言えることですが、人が何かを選択するときは、過去の記憶を参考にして選びます。

 

例えば、以前にも来たことがある居酒屋のメニューを選ぶ際も「この前〇〇を食べておいしかったから、今日もこれを注文しよう」といったように、過去の記憶を使って物事を選びます。そして、その選択基準は、印象に強く残っているものが優先されます。

 

そのため、転職活動における履歴書や面接においても、採用担当者の記憶に強く残るように意識することが大切になります。

 

強い印象を与える6つのポイント

面接時などのプレゼンテーションを行う際、相手の記憶に残るような強い印象を与えるためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。そうすることで、採用担当者の心にあなたの存在を刻みつけることができます。

 

以下にプレゼンテーションを行う際の、6つのポイントについて述べます。

 

 ・シンプル
プレゼンテーションを行う際は、まず相手に伝わることが大切です。そのためには、伝える内容がシンプルであることが最も重要です。

 

シンプルとは、ただ単純という意味ではなく「単純明快」ということです。つまり「単純(混じり気がなく)」で「明快(道筋が明確)」であり、わかりやすいことです。そのため、相手の記憶に残ります。

 

シンプルなプレゼンほど、相手に与える印象を強くします。

 

 ・意外性
強い印象を与えるためには、相手の興味を引かなければなりません。そしてそのためには、相手の予想を裏切ったり、予想以上のことを行ったりすることが効果的です。つまり、「意外性」が大切だといえます。

 

例えば、「なるほど」や「へぇ」といったような言葉は、意外性に対して出るものです。

 

そのため、履歴書を書く際や面接で話すときは、相手から「なるほど」「へぇ」といった言葉を引き出すようなプレゼンを行うようにしましょう。そうすることで、相手の記憶に残りやすくなります。

 

 ・具体性
転職における履歴書や面接だけでなく全ての場面において、プレゼンテーションを行う際は抽象的で曖昧な表現は避けるようにしましょう。

 

プレゼンを行う人にとっては、プレゼン内容に関するイメージがあるため、プレゼン自体が抽象的であっても問題ありません。しかし、聴衆は抽象的で曖昧な表現をされると何が言いたいかを理解することができません。

 

例えば、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者で来期のリハ部の目標を立てて経営者に対してプレゼンするとします。

 

その際に「さまざまな方法を使ってリハ部の売上を上げます」と言っても、経営者は満足しません。それよりも「1人当たりの単位数を1単位増やすことで、月に〇〇単位増加します。そのため、リハ部の売上として月◇◇円上げることができます」と具体的に言った方が、より相手の記憶に残ります。

 

このように、相手に強い印象を与えるためには、具体的な話をすることが大切です。

 

 ・信頼性
相手の記憶に残るためには、プレゼン内容の信頼性も大切です。相手の信頼を高めるためには、いくつかの方法があります。

 

例えば、有名大学の出身であったり大手企業の元社員であったりすると、それだけで相手の信頼は高まります。

 

またそれ以上に、服装や話し方、誠実な態度といったような個人的な信用を得ることは大切です。特に日本人では、そのような誠実さや誠意というものが信頼を高める一番のポイントになります

 

そのため、面接においては、他人を批判するような言動だけは避けるようにしましょう。

 

このように、信頼性を高めるためには出身大学などのバックグランドも大切ですが、特に日本では、それ以上にあなた自身の振る舞いや性格の方が重要だといえます。

 

 ・感情
人間は感情的な生き物です。感情が強く起こるような出来事は、記憶に深く刻まれます

 

例えば、県外に住む友人が「今日は最高気温が0℃だから寒い」と言われても、あまり強い印象を受けません。

 

ただ、そのときに雪が積もって車がスリップしているような映像を見ると「すごく大変そうだ」というような感情が湧きます。そのような感情が伴った場合、話を聞いただけよりはるかに記憶として残りやすくなります。

 

これは、脳内における記憶と感情を司る場所が近いことも関係しています。

 

そのため、転職における面接試験のときなどに、相手の感情を引き起こすような話をすると、面接官の頭にはあなたの印象が強く残ります。

 

 ・ストーリー
人間は、生まれながらにストーリーを好む特徴があります。

 

話に起承転結というストーリー性があると、例え1〜2時間の長い話であっても興味を持って聞くことができます。しかし、ストーリー性のない話というものは、10分であっても飽きてしまいます。

 

そのため、どのような場面でも話をするときはストーリー性を持った内容にしましょう。そうすることで、相手は興味を持って聞いてくれるため、あなたのことが記憶に残りやすくなります。

 

今回述べたように、転職の際には、あなたの強みをアピールして、採用担当者に良い印象を与えることが大切です。そのためには、以上に述べた6つのポイントを押さえる必要があります。

 

そうは言っても、相手に強い印象を与えることは誰でも簡単にできることではありません。

 

そのような場合には、転職サイトを頼ることも1つの有効な方法です。転職サイトに登録すると、アドバイザーが履歴書や面接のポイントを具体的に指導してくれます。そのアドバイスに従うことで、採用担当者に対して強い印象を与えることができるようになります。


リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1〜2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。


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