リハ職(PT・OT・ST)の求人情報における好条件求人の真実

 

理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)などのリハビリ職者に限らず、転職先は好条件である方が良いと考えるのは当然です。

 

例えば、同じような形態の病院で「年収400万、週休2日制、祝日・年末年始休み、残業なし」という求人と「年収300万、週休1.5日制、固定残業10時間含む」というものでは、前者の情報が魅力的に見えます。

 

しかし、このような好条件には裏があることがほとんどです。リハビリ職者には、求人情報を鵜呑みにして失敗する人が少なくありません。

 

そこで今回は、このような好条件求人の裏について述べます。

 

祝日・年末年始休み

入院施設がある病院では少ない条件ですが、外来のクリニックなどには多いものです。それは、外来のクリニックの場合、病院自体が日祝日、年末年始を休診日としているところが多いためです。

 

週休2日制に加えて、このような条件が載っていると、「休みが多い職場」であると思う人が多いです。しかし、このような休みの情報には、裏がある場合があります。

 

私が最初に勤務したクリニックは、本当に週休2日制に加えて、日祝日、盆、年末年始に「特別休暇」がありました。特別休暇とは、公休とは別に休むことができる休暇のことを言います。そのため、特別休暇の日に休んでも、他の公休に影響することはありません。

 

つまり、年末年始に7日間の特別休暇があって7日間休んでも、次の週からは今まで通り、週に2日の休みが貰えます。

 

一方、その次に就職した職場では、休みの扱いが違いました。求人情報では、同じように「祝日・年末年始休み、週休2日制」と書いてありました。そのため、前職場と同じであると考えて入職しました。

 

しかし、入職して初めてのGWで気付いたことがあります。それは、祝日や年末年始の休みは特別休暇ではないということです。

 

そのため、GWの中で、元々持っている週2日以上に休んだ分は、その前週や翌週の公休が代用として使われることになります。つまり、GWの前週や翌週は、日曜日の1日しか休むことができないということです。

 

このような違いがあると、年間の休日数は大きく変わります。

 

また、有給休暇がある場合は、年末年始やGWの前週や翌週で有給休暇を利用することで、6連勤を避けることができます。しかし、一般的には、入職後半年間は有給休暇がありません。そのため、半年間はどうしても週休1日の週が出てきてしまいます。

 

祝日や年末年始が休みという条件の裏には、このようなことがある場合もありますので注意してください。

 

残業代込みの年収

求人情報に載っている年収の中に、残業代が元々含まれているというところもあります。勤務先によっては、「月20時間の残業代込み」というところもあります。そのような場合、いくら年収が高くても、毎日1時間以上の残業をしなければなりません。

 

人によっては、「残業があっても年収が高い方が良い」と考える人もいると思います。そのような場合は、問題ないでしょう。しかし、「お金よりプライベート」という人には注意が必要です。

 

このように、提示されている給料の中に、残業代が含まれている場合があります

 

特に管理職者には、固定の残業代が付いていることがほとんどです。管理職の場合、基本給の他に「役職手当」というものが付きます。多くの役職手当には、「月数十時間の残業代を含む」という条件が付いています。

 

このようなことを理解した上で、求人情報の年収を見ることが大切です。

 

今回述べたように、好条件の求人には、さまざまな裏があることがほとんどです。そのことを知らずに、好条件だからといって転職すると、転職後に後悔する可能性があります。そうならないためにも、転職のプロである、転職会社のアドバイザーを活用しましょう。

 

経験豊富なアドバイザーは、そのような情報の裏まで読み取って、あなたに紹介してくれます。そのため、上手くアドバイザーを活用することで、転職に失敗する可能性は低くなります。



リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1〜2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。


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