整形外科クリニックへ転職する女性理学療法士(PT)の注意点

 

理学療法士(PT)の転職先には総合病院や整形外科病院、デイサービスなど、さまざまな職場があります。

 

また理学療法士の男女比は、男性が6割で女性が4割とやや男性が多い職種といえます。そのような中で仕事をするにあたって、性別によって注意しなければならないことは異なります。

 

そこで今回は、女性の理学療法士が整形外科クリニックで働く際に注意することについて述べます。

 

クリニックには女性の理学療法士が少ない

整形外科クリニックに勤務する理学療法士は、他の総合病院などと比較して男性の割合が多いです。これには「帰宅時間が遅くなる」「忙しいイメージがある」など、さまざまな理由があります。

 

そのこともあって、女性の理学療法士で整形外科クリニックに転職する人は少ないように思います。

 

整形外科クリニックでも、看護師や医療事務のスタッフなど、全体的には女性が多い職場がほとんどですが、理学療法士のスタッフは極端に女性が少ないです。そのため、先輩や上司に理学療法に関する悩みなどを相談しにくいという人も多くいます。

 

どうしても、同性の先輩や上司の方が相談しやすいという人はいます。女性でそのような人にとっては、女性の理学療法士が少ない整形外科クリニックは理学療法に関する相談がしにくい職場だといえます。

 

また、女性は妊娠や出産など、女性だからこそのライフイベントが多くあります。そのような場合に、女性であればその人の立場を理解しやすいです。

 

一方で男性は、そのような経験をしないため、どうしても女性より理解できないところがあります。そのため女性にとっては、男性の上司に対して相談した時に予想外の反応をされることもあるようです。

 

女性の理学療法士は、このように整形外科クリニックでは女性の理学療法士が少ないことを理解した上で、転職先として選択することが大切です。

 

クリニックは理学療法士の拘束時間が長い

理学療法士が総合病院やデイサービスなどで働く場合、一般的には17時半までの勤務になります。一方で整形外科クリニックは、早くても18時、遅いところでは19時まで仕事があるところもあります。

 

これは、午前中の診察が長引いても午後の診療に影響しないように昼休みを長くとっていることが関係しています。そのため、クリニックは昼休みが90〜120分あるところが多いです。

 

また、整形外科クリニックに通院される患者さんは、仕事が終わった後に来院される人も少なくありません。そのため、18時過ぎまで病院が空いていないと間に合わない人が多くいます。そのような患者さんに対応するために、遅くまで病院を開けているところをもあります。

 

このように整形外科クリニックで理学療法士として働く場合、他の病院や施設に比べて拘束時間が長く帰宅時間が遅くなります。そのため、特に結婚や出産後の女性にとってはあまり働きやすい環境といえません。

 

過程を持つ人にとって、19時から家に帰って夕食の準備をしたり、その他の家事をしたりするのはとても大変です。また、家族の夕食時間や就寝時間も遅くなります。

 

結婚していない女性でも、このことを理解しておかなければなりません。結婚して退職するのであれば気にする必要はありませんが、そのまま働く場合は、旦那さんより帰宅が遅くなる可能性があります。

 

また、出産後も正社員として勤務する場合は、保育園の迎え時間なども考えなければいけません。旦那さんが迎えに行けたり、保育時間の延長を臨機応変に行ってくれたりするところであれば問題ありませんが、そのような人ばかりではありません。

 

またクリニックでは、治療業務後もカルテの記載や書類の整理、会議などもあるため、毎日、定時に帰ることができるとは限りません。

 

今回述べたように、女性の理学療法士が整形外科クリニックで働きたいと考えた場合、「女性スタッフが少ないこと」「拘束時間が長いこと」を理解した上で転職先として選択する必要があります。そうすることで、転職後に後悔することは少なくなるはずです。



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