人間関係で転職・退職を考えた理学療法士(PT)が取るべき行動

 

理学療法士(PT)は、業務において多くの人と関わる機会があります。同業者である理学療法士の上司や同僚、後輩はもちろんのこと、同じ病院で働く医者や、看護師、作業療法士など、さまざまな職種の人とコミュニケーションを取る必要があります。

 

そして、そのような人間関係に問題が生じて転職を考える理学療法士も少なくありません。

 

理学療法士に行われた転職理由に関するアンケートでは、確かに他職種と比較すると「キャリアアップ」という理由は多いです。しかし、それでも半数近くは「経営者・上司の仕事が気に入らなかった」「先輩・同僚・後輩と上手くいかなかった」という人間関係に関する理由が挙がっています。

 

そのため、そうした人間関係で悩んだときの対処法を知っておくことは、一つの職場で長く働き続けるために重要だといえます。

 

そこで今回は、「人間関係で転職を考えた理学療法士が取るべき行動」について述べます。

 

一度考え直す

理学療法士が人間関係の問題で転職を考えたときに、すぐに行動を起こして転職する人もいます。特に理学療法士の場合、労働条件を選ばなければ、すぐに転職先は見つかります。

 

確かに、人間関係の悪化によって受ける精神的なストレスは大きなものです。人によっては、「うつ状態」など、仕事に支障が出るような状況になる場合もあります。

 

ただ、人間関係に問題を感じたからといって、すぐに転職することは避けるようにしましょう。もう一度考え直して、まずは「本当に転職しなければいけないのか?」と自分自身に問いかけてみてください。

 

理学療法士の転職は、他の職種と比較すると転職先も見つかりやすくはあります。そして、条件も悪くないところが多いです。

 

しかし、転職活動自体が、あなたにとって非常に大きな負担となります

 

まず、転職するためには現在働いている職場を退職しなければいけません。そして、退職活動には、あなたが想像している以上に労力が必要です。

 

例えば、退職届を書いて出すタイミングや、患者さんの申し送りといったような業務の引継ぎなど、考えなければいけないことや、行わなければいけないことがたくさんあります。また、新しい職場に入職するときも、新たに物品を購入したり、必要書類を揃えたりといったように、やらなければいけないことがたくさん出てきます。

 

さらに、転職先では人間関係を1から築いていかなければいけません。そしてもしかしたら、転職先が「以前の職場よりも人間関係が悪い職場だった」という可能性もあります。

 

このように、理学療法士が「人間関係の悪化」という理由で安易に転職すると、さまざまなリスクが伴います。そのため、「転職したい」と思っても、もう一度考え直すことをお勧めします。

 

そしてその際には、まずはあなたが心を許せる人に相談するようにしましょう。特に、同じ職場で働いている理学療法士であれば、あなたの気持ちを理解してくれる人が多いでしょう。また、理学療法士との人間関係に問題がある場合は、看護師や受付スタッフといった他職種の人に相談すると良いです。部署外から見た、客観的な意見をもらえる可能性があります。

 

とにかく悩んだ際は、できれば人に相談することを優先しましょう。一人で悩んで行動することは、あまり良い結果につながらないことが多いので注意してください。

 

それでも転職する場合

これまで述べたように、理学療法士が人間関係の問題で転職を考えた場合は、一度考え直すことをお勧めします。そして、まずは信頼できる身近な人に相談するようにしましょう。

 

ただ、それでも転職を決意した場合は、転職先の選択には十分注意しなければいけません。

 

理学療法士が転職先の選択に失敗すると、また人間関係に問題がある職場に入職してしまいかねません。そうなると、せっかく労力を使って転職したのに、すぐに再転職を考えるようになります。

 

短期間での転職を繰り返すことは、あなたの今後にとってマイナスにしかなりません。
あなたの履歴書に短期間での転職履歴が多く載っていると、それだけで低い評価を受けることになります

 

そうしたことを避けるためにも、転職先の選択は慎重に行う必要があります。

 

しかし、転職先の人間関係は理学療法士が見る求人情報などからはわかりません。また、ホームページや職場見学などでも、何となくの表面的な雰囲気は感じることができますが、実際の人間関係については読み取ることは困難です。

 

そうした場合、あなたが取るべき行動は2つです。

 

1つは、「知人を通して転職希望先の人間関係を調べる」ということです。

 

病院で実際に働いている人とのつながりから内部事情を聞くことで、よりリアルな人間関係を知ることができます。

 

学校の同級生や勉強会などで知り合った理学療法士を頼ることで、転職希望先で働く人の話を聞くことができることも少なくありません。

 

そのため、まずは「転職希望先で働く人とのつながりがないか」ということを調べるようにしましょう。そして、実際に働く人からの話を聞くことで、「人間関係の悪い職場へ転職する」というリスクを低くすることができます。

 

2つ目は、「理学療法士専門の転職サイトを活用する」ということです。

 

いくら知人を通しても、転職希望先で働いている人とつながらないこともあります。そのような場合は、理学療法士専門の転職サイトに登録して、アドバイザーを活用することをお勧めします。

 

転職サイトのアドバイザーは、転職支援のプロです。今までも、同じように人間関係の問題で転職した人を支援してきた経験を持っている可能性は高いです。

 

そのため、そのような人間関係の問題に対しても的確なアドバイスをもらえます。また、アドバイザー同士のつながりから、さまざまな病院の内部事情を知っているアドバイザーも少なくありません。

 

つまり、転職先の人間関係に関しても、求人情報や職場見学、ホームページなどからでは読み取れないような情報を教えてもらえる可能性があります。

 

このように、理学療法士専門の転職サイトに登録して、アドバイザーを活用することで、転職先の人間関係で失敗することが少なくなります。

 

ぜひ転職サイトを上手く利用して、人間関係に悩まないでよい職場への転職を成功させてください。



リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1〜2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。


注目の人気記事


 ・管理人による転職体験記

理学療法士として、私が実際に転職サイトを利用して転職した経験を述べています。見学の際に感じたことや、失敗した経験から、転職の際に必要だと感じたことなどを詳細に記しています。
管理人による転職体験記

 ・転職サイト利用の流れ

転職サイトを活用するとはいっても、初めて利用する人がほとんどなので「どのような流れで進んでいくのか分からない」という不安が残ります。実際には難しいことは何一つないのですが、どのような手順で進んでいくのかを解説しています。
転職サイト利用の流れ

 ・転職サイトを有効活用する方法

良い求人を見つけ、転職を成功させるときは転職サイトの利用が一番の近道です。しかし、リハビリ関連職者の中でも、転職サイトを利用したことがないという人は多いです。そこで、転職サイトの有効な活用方法について記しています。
転職サイトを有効活用する方法

人間関係で退職・転職を考えた理学療法士(PT)が取るべき行動 関連ページ

理学療法士(PT)の免許取得後に持っていると転職に有利な資格
理学療法士(PT)として勉強しておくべきこと:解剖学、鑑別診断学
非常勤(パート)理学療法士として転職・復職するメリット
理学療法士(PT)が仕事と家庭の両立に向く理由:リハビリ求人
理学療法士(PT)が整形外科クリニックへの転職で評価される力
手術のある病院へ理学療法士が転職する利点:リハビリ求人
理学療法士が介護保険施設への転職で役立つ資格:リハビリ求人
理学療法士(PT)が給料・収入アップを狙う具体的な方法
理学療法士(PT)の資格を生かした転職先:リハビリ求人・転職
男性理学療法士(PT)の施術における注意点:リハビリ求人
整形外科クリニックへ転職する女性理学療法士(PT)の注意点
理学療法士(PT)が総合病院へ転職するメリット・デメリット
訪問リハビリの非常勤(パート)理学療法士(PT)の注意点
理学療法士(PT)が訪問リハビリへの転職で求められる能力
短時間デイサービス・ケアへの転職で理学療法士が注意すること
PTが整形外科病院への転職で注意すべきこと:リハビリ求人
女性理学療法士(PT)がリハ中に注意すべきこと:リハビリ求人
理学療法士(PT)の役割と魅力:リハビリ求人・転職
認定・専門理学療法士の取得でキャリアアップ・転職を成功させる
理学療法士(PT)が介護保険施設へ転職するメリット・デメリット
未経験者でも募集している理学療法士求人・転職情報の探し方
育児中理学療法士の再就職は託児所・院内保育ありの求人がお勧め
理学療法士の求人情報における週休2日制と完全週休2日制の違い
住宅手当などの福利厚生が充実した理学療法士の求人・転職先
理学療法士が残業無し・通勤時間短の求人・転職先を探すべき理由
理学療法士(PT)が残業なしで定時に帰宅できる転職先とは
理学療法士(PT)が有給消化率の高い求人を探す方法
理学療法士が残業なしで定時に帰宅できる転職先の探し方
理学療法士が土日休み、完全週休2日制の求人情報を探す方法
育児中のブランク明け理学療法士が非常勤(パート)で再就職する
育休後にブランク明けで再就職・転職する理学療法士が持つ不安
シフト制・有給ありの非常勤(パート)理学療法士求人・転職情報
離職率の低い職場へ理学療法士が転職すべき理由:リハビリ求人
理学療法士(PT)の転職先で起こる人間関係における2つの問題
理学療法士が履歴書・面接で必要になる志望動機のポイント
理学療法士(PT)の派遣と非常勤(パート・アルバイト)の違い
「年間休日120日以上」の理学療法士求人の探し方:リハ転職
急性期病院へ理学療法士(PT)が転職する魅力:リハビリ求人
理学療法士(PT)が大学病院へ転職するメリット:リハビリ求人
理学療法士(PT)が求人サイトより転職サイトを利用すべき理由
パート理学療法士(PT)が扶養内で働く条件:リハビリ求人
理学療法士(PT)が養成校教員へ転職する条件とポイント
理学療法士(PT)が公務員として転職する方法:リハビリ求人
理学療法士(PT)が抱える今後の不安要素:診療報酬や老後など
PTと類似資格(OT、柔整師、ATなど)における役割の違い
理学療法士(PT)の臨床と教員における相違点:リハビリ求人
理学療法士(PT)を辞めたいと思ったときに転職すべき職場

サイトマップ
HOME 転職体験記 転職サイトとは 転職サイトの流れ 転職サイト活用法 おススメ転職サイト