20代男性PTが熊本で訪問リハパート掛け持ちへ転職:リハ求人

 

理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)などのリハビリ職は、転職が多い職種です。ただ、特に初めて職場を変える人にとっては、転職活動ではわからないことがたくさんでてきます。

 

例えば、転職する方法に悩む人は多いです。PT・OT・STが転職先の求人を探す手段としては、転職サイトを使ったり、ハローワークを使ったりと、さまざまものがあります。その中で、「どの方法を使った方が自分の望む求人票が見つかりやすいか」ということは、起こりやすい悩みです。

 

他にも、「退職届を出す時期」や「施設見学をする際の服装」など、転職活動時は、考えなければいけないことがたくさんあります。

 

そうしたときに、他者の転職体験を参考にすることは有効です。他のPT・OT・STが「どのようなことを考えて」「どのような職場へ転職したのか」といったことを知ることで、あなたの転職活動は、より成功しやすくなります。

 

そこで今回は、「28歳の男性理学療法士の常勤から訪問リハパート掛け持ちへの転職体験記」について述べます。

 

整形外科クリニックでの管理職経験

私は、2つ目の職場である整形外科クリニックにて、理学療法士6年目から管理職者として働いていました。

 

そこは、通所リハビリを併設しているクリニックであり、グループ内にはその他にもデイサービスを2つ、居宅介護支援事業所を1つ持っているような職場でした。そして、理学療法士は、クリニックに10人、通所リハビリに2人、デイサービスに2人で、合計14人在籍していました。

 

そこで、管理職として働いていたのですが、初めての体験であったため、とても苦労しました。

 

例えば、一般職と違って、週に何回も会議に出席しなければいけませんでした。当然、ミーティングは昼休みや業務後などにあるため、自分自身の休憩時間やプライベートの時間を大きく削られていました。

 

また、経営者からや上層部の管理職者と意見がぶつかることも、しばしばありました。そして、そうした中で決まったことは、例え自分自身の考えと違うことであっても部下に伝えなければいけません。そこで、部下から反感を買うことも多々ありました。

 

このように、私の初めての管理職経験は、想像していたより苦労することになりました。

 

管理職を経験したことがある人や、現在管理職として働く人からすると、当たり前のことかもしれません。しかし、初めて管理職に就いた私にとっては、予想以上にハードなものでした。

 

実際に、夜寝るときに胃が痛くなって眠れなかったり、イライラして家族(このとき私は妻と長女の3人家族)に当たったりすることもよくありました。

 

ただ、今まで経験したことがないような仕事をすることができたり、経営者と直接話をできたりするなど、学ぶことは多かったです。そのため、妻ともよく話をした上で、とにかく体が壊れてでも「1年間は頑張る」ということを決めました。

 

そして、その後もさまざまなことに悩みながらも、家族やスタッフの協力を得ながら管理職としての仕事を続けました。

 

2人目の出産

しかし、私にある転機が訪れます。妻が2人目の子供を妊娠しました。

 

管理職として仕事をする中で、帰宅が遅くなったり、愚痴を聞いてもらったりと、家族の存在は非常に大きなものでした。しかし、それは妻が専業主婦であり、家事や子育てに時間を費やす余裕がある程度あったためです。

 

私の妻は、つわりが強く、その後に切迫早産の状態にもなったため、妊娠期間中は家事や長女の相手をすることがやっとでした。

 

そうした状態で、私の帰りが遅くなることや、家で仕事の愚痴をこぼすことは、家族にとって好ましい状況でありませんでした。そのため、業務終了後に会議が入るたびに罪悪感を得たり、仕事のストレスを溜め込んだりしていました。

 

そのことが影響してか、スタッフとの関係性が悪くなっただけでなく、患者さんへのリハビリも効果がでにくくなりました

 

ただ、状況をどうすることもできず、不満を感じながらも何とか生活していました。そして、そのまま数ヶ月が過ぎて無事に長男である2人目が誕生しました。

 

しかし、長男が生まれてからも状況は変わりませんでした。むしろ、子供が1人のときと比べて妻の負担は比べ物にならないくらい大きくなり、私の残業などに対する不満も増す一方でした。

 

こうした生活が2〜3ヶ月続いたときに、私はあるサイトでセラピストの「ダブルワーク」という働き方を見つけました。

 

そのサイトの管理者は、作業療法士ですが、訪問リハビリのパート勤務を掛け持ちしてストレスなく仕事をしているとのことが書かれていました。そして、仕事の量も自分で調整して、週4日の出勤で残業もなく、収入も常勤のとき以上に得ているとのことでした。

 

それを見た私は、「自分が求めていた働き方はこれだ!」と直感しました。

 

ただ、担当している患者さんや部下のことを考えると、すぐに職場を辞めるということはできず数ヶ月は転職するかどうかを悩みました。そして、ダブルワークという働き方を知って3ヶ月経過したときに、退職してパート掛け持ちすることを決めました。

 

そこから、私の好条件である理学療法士パート求人を探す日々が始まりました。

 

好条件求人を見つける難しさ

作業療法士の人が書いてあるサイトに、ダブルワークを成功させるためには時間管理が大切だと書いてありました。そこで、私は実際にダブルワークでの生活をするためにさまざまな計算をしました。

 

そこで、パートの掛け持ちで常勤並、もしくはそれ以上の収入を得るためには、時給の高いパートを、上手く時間を調整して組み込むかがポイントだとわかりました。また、当然ながらダブルワークを許可してくれる事業所でなければいけません。

 

そのため、まずは時給が高い理学療法士のパート求人を探すことから始めました。

 

求人サイトやハローワークで求人情報を探すと、理学療法士のパート求人はたくさんありました。ただ、その中でダブルワークを成功させるための条件(時給や勤務形態)を満たしているのは「訪問リハビリ」のみでした。

 

そこで、私は訪問リハビリの求人で、なおかつ時給が3000円以上という条件に絞って求人情報を探すことにしました。

 

ただ、実際に探し始めて気づいたことは、そのような好条件求人は簡単には見つからない」ということです。当然ダブルワークをするためには、こうした条件を満たす求人を最低でも2つ以上手に入れなければいけません。しかし現状は、希望通りの求人を1つも見つけることができませんでした。

 

そして、そうした求人探索作業が4ヶ月以上続きました。

 

自分で好条件求人を見つけることに限界を感じた私は、転職経験が豊富な知り合いの理学療法士の人に相談しました。そこで、その人からいただいたアドバイスに、「転職サイトを利用する」ということがありました。

 

その人から、転職サイトには以下のような特徴があることを教えてもらいました。

 

・転職サイトは無料で転職をサポートしてくれるサービスであること
・転職サイトに登録すると、一般では見ることができないような非公開求人を紹介してもらえること
・希望を伝えることでアドバイザーが条件に適した求人を探して紹介してくれること

 

これを聞いた私は、早速転職サイトを活用することにしてみました。

 

また、知り合いの理学療法士から「転職サイトは複数利用した方が転職に成功しやすくなる」と聞いていたため、3つの転職サイトに登録しました。

 

その理由は、以下の通りでした。

 

・複数のアドバイザーを競わせることでそれぞれのアドバイザーが頑張るようになる
・転職サイトによっては地域で持っている求人数が異なるため、1つのサイトだと紹介数が少なくなる可能性がある
・転職サイトによって得意な分野が異なるため、複数利用したほうが希望の求人が得やすくなる

 

パート掛け持ちによる転職

そして、3つの転職サイトを使った転職活動が始まりました。転職サイトの最初の対応は、全て同じでありアドバイザーからの情報収集が行われました。その中で、私が希望する働き方や時給だけでなく、アドバイザーによっては家族状況や将来的に望むライフスタイルなどまで聞かれました。

 

なぜそこまで聞くのかを尋ねたところ、アドバイザーは「その人の今後のキャリアプランや人生プランも考慮した上で転職先を考えているため」であると答えてくれました。正直、ここまで考えて転職を支援してくれると思っていなかったので驚きました。

 

結局、3つの転職サイトのうち、1つのサイトが私が希望する条件を満たした求人を2つ紹介してくれたので、実際にその事業所の管理者、経営者から話を聞くことにしました。

 

1つ目は、デイサービスと訪問看護ステーションを運営している会社の事業所でした。

 

30代前半の理学療法士のライセンスの持つ経営者と、20代後半の管理者である理学療法士の2人と話をしました。理学療法士としての臨床に対する考えや、今後のビジョンなどを1時間以上話しをしました。

 

そして、私の望む働き方を尊重してもらえるとの事だったので、そこの事業所の採用試験を受けることに決めました。そのときに私のことはほとんど話し、理解してもらっていたため、難なく採用通知をもらうことができました。

 

また2つ目は、全国展開している、訪問看護ステーションだけを運営している会社の事業所でした。

 

そこでは、40代後半の看護師のライセンスを持つ管理者と話をしました。最初はかなり厳しい印象があり、「私にはちょっと合わないかな……」と感じました。しかし、話をしていくと、「利用者さんのことを第一に考えている」「スタッフそれぞれのライフスタイルを尊重している」ということがわかりました。

 

そのため、私は続いてこの事業所の採用試験も受けることに決めました。面接をした管理職の印象から、履歴書や面接などに対して「採用基準が厳しいだろうな……」という不安がありました。

 

ただ、担当のアドバイザーが履歴書を書くポイントや、面接のコツなどを指導してくれたため、無事に採用通知を受けることができました。

 

こうして私は、ダブルワークという方法を使って「ある程度の収入を維持した状態で家族との時間を確保する」という働き方をできるようになりました。

 

今回の転職体験で私は、特に「求人サイトやハローワークでは好条件求人を見つけることは難しい」ということを感じました。また、今まで知らなかった転職サイトの便利さを知るきっかけにもなりました。

 

こうした私の転職体験が、あなたの転職を助ける一助になれば幸いです。

 

→ 転職サイトを有効活用するには



リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1〜2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。


注目の人気記事


 ・管理人による転職体験記

理学療法士として、私が実際に転職サイトを利用して転職した経験を述べています。見学の際に感じたことや、失敗した経験から、転職の際に必要だと感じたことなどを詳細に記しています。
管理人による転職体験記

 ・転職サイト利用の流れ

転職サイトを活用するとはいっても、初めて利用する人がほとんどなので「どのような流れで進んでいくのか分からない」という不安が残ります。実際には難しいことは何一つないのですが、どのような手順で進んでいくのかを解説しています。
転職サイト利用の流れ

 ・転職サイトを有効活用する方法

良い求人を見つけ、転職を成功させるときは転職サイトの利用が一番の近道です。しかし、リハビリ関連職者の中でも、転職サイトを利用したことがないという人は多いです。そこで、転職サイトの有効な活用方法について記しています。
転職サイトを有効活用する方法

サイトマップ
HOME 転職体験記 転職サイトとは 転職サイトの流れ 転職サイト活用法 おススメ転職サイト