好意が人の選択へ与える影響:PT・OT・STキャリアアップ

理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)などリハビリ職者の中には、「キャリアアップして管理職者になりたい」と考えている人が少なくありません。管理職者になることで、給料アップを狙うことができます。

 

ただ、当然ながらキャリアアップして管理職に就くと、管理業務を行う必要があります。その中でも特に、「部下の行動をコントロールする」ということは、1つの部を管理する上で大切です。

 

管理職であるあなたは、必ず部下に仕事を依頼する場面が出てきます。しかし、ときにはあたなの要求を部下が断ることもあります。

 

そうした際には、無理やり部下に仕事をさせようとしてはいけません。それでは逆に相手の反感を買ってしまい、その後における業務に支障をきたしてしまう可能性があります。

 

あなたが部下に仕事をお願いする場合、相手の心理を理解して応用することで、部下の協力をスムーズに得やすくなります。その結果、リハビリ部全体の管理を上手く行えるようになります。

 

そのため、管理職に就くPT・OT・STは、心理学について学ぶことが大切だといえます。

 

そこで今回は、「好意が人間の心理へ与える影響」について述べます。

 

好意を持った人が与える影響の強さ

人間は、好意を感じている人から依頼されたことを引き受ける傾向にあります。

 

例えば、あなたが生命保険への加入を検討しているとします。その際に、全く知らない保険のセールスマンと、昔からの知人であるセールスマンの2人から説明を受けます。ただ、この2つの保険における保障の内容はほとんど同じです。

 

こうした際には、ほとんどのケースで友人から紹介された保険へ介入することになります。

 

このように人は、好意を感じている相手から勧められた選択肢を選ぶ傾向にあります。

 

そのため、管理職者であるあなたが部下を上手く管理するためには、部下との人間関係を築くことが重要です。そうすることで、部下はあなたからの依頼を快く受け入れてくれるようになります。

 

好意に影響する要因

人間は、好意を感じている相手からの要求に対しては「イエス」と答えてしまう傾向にあります。そうした人間の心理を応用することで、PT・OT・STスタッフの管理を上手く行えるようになります。

 

そして、人の好意に影響を与える要因には、主に「外見」「類似性」「お世辞」「接触」「結びつき」という5つがあります。そこで、以下にそれぞれの要因について解説します.

 

 

外見

身体的な魅力は、相手に好感を抱かせる大きな要因になります。

 

例えば、人は、背が高くスマートで身体的な魅力が高い人を見ると、そうした外見とは全く関係がないにも関わらず、「この人は運動能力や知能なども優れているはずだ」と感じます。これは、「ハロー効果」と呼ばれる現象です。

 

ハロー効果とは、ある人が1つでも魅力的な特徴を持っている場合、それ以外のことに対しても高い評価を受けるようになるという現象を指します。

 

つまり、外見が良い人は、それだけで相手から好意を抱かれやすくなります。

 

類似性

人は、自分と同じような環境にある人に対して好意を抱く傾向にあります。

 

例えば、セラピストであるあなたは、患者さんと話をする必要があります。そうした際に、患者さんの地元があなたと同じ場所であることがわかると、多くの人はその患者さんに対して好意を感じるようになります。

 

これは、「地元が同じ」という類似性によって生じるものです。

 

その他にも、名前が同じであったり、あなたの両親と同じ年齢であったりする患者さんに親しみを感じるのも、類似性が影響しているためです。

 

お世辞

人は、褒めてくれる相手に好感を持ちやすくなります。

 

当然ながら、あまりに露骨なお世辞は逆効果を生みますが、適度なお世辞は相手からの好意を高めることにつながります。

 

接触

人間は、接触する回数が多い相手ほど親しみを感じやすくなる傾向にあります。

 

例えば、リハビリ職であるあなたは、医療事務のスタッフとほとんど話をすることがありません。また同様に、経営者とも会話をする機会は基本的にありません。

 

同じようにほとんど会話をしないような2人ですが、あなたが親しみを感じるのは、間違いなく経営者ではなく医療事務のスタッフです。もちろん、このことには類似性も大きく影響しています。

 

しかしそのことに加えて、経営者と違って医療事務のスタッフとは、毎日なにかしら顔を合わせる機会があります。そうした接触の多さも、あなたが経営者ではなく医療事務のスタッフに対して好感を抱くようになる大きな要因になります。

 

このように人は、例え会話を行わなくても、接触する頻度が高い人ほど親しみを感じて好意を抱きやすくなります。

 

結びつき

人は、相手に対して自分の好きなものと関係性があることを感じると、自然とその人に対して好意を抱くようになります。

 

例えば、あなたが好きな飲料水があって、ある芸能人がその飲料水の広告に使われていたとします。そうすると、あなたは元々その芸能人には興味がなかったとしても、その広告を見た後からは、その人物が気になり出します。

 

これは、あなたがその芸能人と好きなものに関係性を感じたために起こる現象です。ただ、その芸能人は広告に使われているだけであって、実際にその飲料水を飲んでいるかはわかりませんし、関係ありません。

 

このように、人は自分が好きなものと結びつきがある人や物に対して好意を抱く傾向にあります。

 

以上の5つは、人が感じる好意に対して大きく影響を与える要因になります。

 

今回述べたように、人は好意を抱いている人からのお願いほど、依頼を受けやすくなります。そして、好意を持ってもらうにはいくつかの要因があります。特に、接触やお世辞、類似性などはコミュニケーションから生まれるものです。

 

そのため、管理職になった場合、部下や上司と仕事の話だけでなく、日常的な会話も積極的に行うようにしましょう。そうすることで、相手から良い印象を持ってもらえるようになり、結果的に仕事を上手く進めることができるようになる可能性が高くなります。

 

管理職になったPT・OT・STは、こうした人間の心理を応用することで、部署の管理業務をスムーズに行うことができるようになります。


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