PT・OT・STが副業ではなく転職で年収アップを狙うべき理由

理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)などのリハビリ職者の中には、現在の年収(給料・収入)に不満や不安を持っている人が少なくありません。

 

それは、昔と比較して理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者の年収(給料・収入)は低くなっている上に、年金の受給などに対する心配があるためです。

 

このような理由から、PT・OT・STの中には、本業とは別に副業を行う人が増えています。副業を行う人たちは、副収入を得ることで収入を増やしています。

 

ただ、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者が年収(給料・収入)を増やす方法は副業だけではありません。PT・OT・STは転職によっても給料アップを図ることができます。

 

そして、副業よりも転職による年収アップの方がリスクも少なく、確実に収入を上げることができます。

 

そこで今回は、「PT・OT・STに副業ではなく転職による年収アップをおすすめする理由」について述べます。

 

PT・OT・STに副業ではなく転職を勧める理由

PT・OT・STが年収を上げたいと考えたときには「副業」「独立」「転職」のどれかを選択することになります。当然ながら、人によって適している選択肢は異なります。ただ、ほとんどのPT・OT・STにとっては、転職で年収アップを狙うほうが最もリスクが低く、収入が上がる可能性が高いです。

 

そこで以下に、年収アップを望むPT・OT・STに転職を勧める理由について述べます。

 

PT・OT・STの現状

現状として、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者の年収(給料・収入)は下がってきています。

 

これは、資格取得者の急増により需要と供給とのバランスが崩れてきていることも原因の1つです。また、高齢化に伴う医療費や介護保険費の増加も、PT・OT・STの年収(給料・収入)に影響しています。

 

例えば理学療法士であれば、平成26年で資格取得者の数が約11万人であるのに、それに加えて毎年1万人を超える国家試験合格者が出ています。

 

そのため、理学療法士は供給過多の状態となっており、どんどん収入が下がってきています。また、理学療法士の中には、「病院から解雇された」という人もいます。
こうした現状から、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者の多くは、年収(給料・収入)や将来に不安を抱えています

 

そして、このような不安を解消するために、副業を行っているPT・OT・STも少なくありません。例えば、休日に他の病院でセラピストとしてパートで働いたり、在宅でネットビジネスなどを行ったりして、副収入を得ています。

 

収入に満足していないPT・OT・STは、このように副業による副収入を得ることで、給料に対する不満や将来に対する不安を解消しています。

 

ただ、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者が勤める病院や施設では、ほとんどの職場で副業が認められていないという現状があります。

 

独立は賢い判断か?

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者には、将来に不安を抱えている人が多くいます。そして、そうした人たちの中には、病院や施設で雇われるのではなく、自分自身で独立して収入を増やそうと考えている人も少なくありません。

 

また実際に、そうした人たちをターゲットにしたセミナーや講習会も多く存在しています。

 

PT・OT・STが独立する方法として、「個人事業主として治療院を経営する方法」や「会社を立ち上げて介護事業を行う方法」の2つが主に行われています。

 

確かに、治療院や会社を立ち上げて独立することで、あなたの頑張り次第で収入を増やすことは可能になります。ただこうした行動は、非常に高いリスクを負うことになります。そのため、相当の覚悟がない限りは独立することをお勧めはしません。

 

例えば、個人事業主として治療院を経営する場合、まずはお客さんが入らないと全く収入を得ることはできません。特に、PT・OT・STは営業や集客などの経験がない人がほとんどであるため、お客さんを集めることにとても苦労する人が多くいます。

 

また、お客さんが増えたとしても、「いつお客さんが来なくなるかわからない」という不安を抱えながら仕事をしなければいけません。そのため、病院で雇われているときのように、週に2日しっかりと休むことなく、働き続ける人が少なくありません。その結果、365日間、仕事のことばかり考えて生活することになりかねません。

 

さらに、個人事業主であれば、病気になって仕事ができなくなったときの保障がありません。体調を崩して数日仕事を休むと、その分収入は減ることになります。

 

一方で会社を立ち上げる場合には、事業を始めるために莫大な資本金が必要になります。確かに、病院などと比較すると開始するのに必要なお金は多くありませんが、数百万円単位での借金をすることになります。

 

このように、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者が独立することには、どのような方法であっても高いリスクを伴うことを理解しておく必要があります。

副業ではなく転職で収入をアップさせる

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者の中で、収入に不満を持ったり将来に不安を感じたりする人には、副業によって副収入を得ている人も少なくありません。

 

ただ、多くの病院や施設では就業規則によって副業は禁止されています。

 

しかし、いくら就業規則で副業が禁止されているといっても、副業は憲法の「職業選択の自由」によって守られています。また、労働基準法でも副業は禁止されていません。

 

そのため、職場の就業規則で副業が禁止されている理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者が副業を行うことは、法律的には問題ありません。

 

ただ、法律で守られているといっても、就業規則を破って副業を行い病院にばれた場合には、さまざまなリスクが発生します。

 

例えば、「訓戒」といわれる、上司による口頭注意だけで済む場合もあります。一方で、役職に就いているPT・OT・STであれば降格される場合もあり、減給という処分が下される可能性もあります。

 

そして、いくら処罰を受けなくても、副業を行っていたという後ろめたさから職場で働きにくくなる場合が多いです。

 

また、副業を行っている間は「病院に副業をしていることがばれないか?」という不安を抱えながら仕事を行うことになります。そのため、集中して業務に取り組むことができません。

 

このように、いくら副業が法律で守られているとはいえ、就業規則を破ることにはリスクが伴います。特に、収入に不満を持って副業を行っていたのに、降格や減給処分を受けてしまうと、逆に年収が減ってしまうことになりかねません。

 

そのため、年収(給料・収入)や将来に不満や不安を持つPT・OT・STには、副業ではなく、転職による年収アップをおすすめします

 

転職であれば、就業規則などに反することもないため、「病院にばれるという不安」や「処罰のリスクに対する心配」などが起こりません。

 

こうした理由から、特にリスクを抱えずに年収(給料・収入)アップを図りたいという理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者には、副業ではなく転職をおすすめします。

 

転職して高収入を得やすい職場

PT・OT・STが収入を上げたい場合、副業よりも転職することをおすすめします。しかし、当然ながら転職によって収入アップできる人は限られています。

 

そして、年収がアップするためには、仕事の能力が高いということも必要ですが、それだけではありません。特に、転職によって収入アップを狙う場合には、年収が上がりやすい職場へ転職することが大切です。

 

そこで以下に、PT・OT・STなどのリハビリ職者が高収入を得やすい職場について述べます。

 

経営者がリハビリに力を入れている

多くの病院で、リハビリという概念は取り入れられています。しかし、リハビリを行っていると言っているところでも、その内容はさまざまです。

 

例えば、内科などで電気治療を取り入れているところも、リハビリと書いてあります。一方、整形外科のクリニックのように、理学療法士などの専門家によるリハビリを行っているところもあります。また、併設されたデイサービスで行われているリハビリもあります。

 

このように、リハビリといっても、病院としてリハビリにどれ位力を入れているかは、それぞれ全く異なります。

 

そして、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者がキャリアアップしやすい職場は、リハビリに力を入れている、もしくは今後力を入れていこうとしているところだといえます。

 

そのようなところは、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ関連職の管理職者を求めていますし、専門的な能力を評価されやすい傾向にあります。

 

リハビリ専門職者の多くが誤って認識していることなのですが、ほとんどの経営者は、専門的な能力に対して高い評価をしません。

 

もちろん、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士だけでなく鍼灸師などの資格も持っていて、病院の利益につながるようなものであれば話は別です。しかし、いくら一生懸命勉強して知識や技術を学んでも、病院にもたらす直接的な収益は、1年目も10年目も変わりません

 

そのため、特にリハビリに力を入れていないような病院では、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者の頑張りは評価されにく傾向にあります。

 

それに対してリハビリに力を入れている病院では、専門的な能力も評価されやすいです。なぜならば、そのように理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などの専門的な知識や技術が高い人は、患者さんの評判が良いため、病院のリハビリの評判が高くなります。

 

また、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者には、そのような専門的な能力が高い人と一緒に働きたいという人は多いです。そのため、新卒者や転職による入職希望者も増えます。

 

このことは、経営者にとってはとてもうれしいことです。優秀な人材が入りやすいだけではなく、求人活動などにかかる費用が削減できます。そのため2重の意味で、病院に利益をもたらします。

 

このような理由から、経営者がリハビリに力を入れている病院は、キャリアアップしやすく、高収入を得やすい転職先だといえます。

 

リハビリ関連職のスタッフが少ない病院

また、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者が少ない病院も、キャリアアップし高収入を得やすい転職先といえます。

 

一般的に、病院の中には診療部や放射線部、リハビリテーション部などの各部署があります。そして、各部署には主任や副主任といった管理職者が少なくても一人はいることがほとんどです。

 

つまり、あなたが所属するリハビリテーション部のスタッフの数が少なければ少ないほど、管理職者となる可能性は高くなるといえます。

 

もちろん、管理能力が全くなければ、管理職者として認められることはないでしょう。しかし、ほとんどの場合は、今いる職員の中から管理職者を選定します。そのため、ある程度の力があれば、管理職に選ばれます。そして、その確率は、人数が少ないほど高くなります。

 

このような理由から、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職者が少ない病院は、キャリアアップしやすい就職先といえます。

 

また、こうした高収入を得ることができる職場の求人情報を探す場合には、リハビリ職者(PT・OT・ST)専門の転職サイトを利用することをお勧めします。転職サイトに登録すると、担当のアドバイザーが付いて、あなたの希望に合った求人情報を紹介してくれます。

 

そして、転職サイトはハローワークやインターネット上には載っていないような「非公開求人」を多く抱えています。そのため、キャリアアップして高収入を得やすい職場の求人情報を紹介してもらえる可能性が高いです。

 

そのため、転職して年収アップを目指しているPT・OT・STの人は、ぜひ転職サイトを活用して高収入を得ることができる職場への転職を成功させましょう。

 

今回述べたように、PT・OT・STの中には、現在の収入(給料・年収)に不満を持ったり、将来に対する不安を抱えたりしている人が多くいます。そして、その不満や不安を解消するために副業を行っている人も少なくありません。

 

しかし、PT・OT・STが副業を行う場合には、さまざまなリスクが伴います。そうしたリスクを心配することなく年収(給料・収入)アップを狙いたい人には転職という方法がおすすめです。

 

ただ、転職による年収(給料・収入)アップは、簡単に達成できることではありません。そうした好条件の求人を一般的な求人情報から探すことはなかなか難しいです。

 

そうした場合には、リハビリ職者(PT・OT・ST)専門の転職サイトを活用することをおすすめします。

 

このような転職サイトを利用することで、転職による収入(給料・年収)アップできる可能性が高くなります。

 

そのため、年収(給料・収入)に不満を持っていたり、将来に不安を抱えていたりするようなPT・OT・STの人は、ぜひ転職サイトを上手く活用して、転職による年収(給料・収入)アップを実現させてください。


リハビリ関係者が転職を考えるとき、転職サイトを活用するとより自分の希望に沿う求人を見つけることができるようになります。自分一人では頑張っても1〜2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉まで行うのは現実的ではありません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や施設を含め、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社があれば、面接まで同行することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、大手企業に強みを発揮する会社があれば、地方求人を多く保有している会社もあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。


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